世界フィギュアスケート選手権2018女子シングルの結果と感想

フィギュアスケート

シーズン最後の世界選手権も終わってしまいました。

今回はオリンピック後ということもあり、「絶対見よう!」とまでは思っておらず4月のJ SPORTS放送でゆっくり見ようかな?くらいに考えていたのですが、リザルトを見て予想外の結果に興奮し急遽録画していたフジテレビの放送を見ました。

放送を見てみると男女ともLIVE放送だったんですね…!!それすら把握してなかったよ…。生放送するなんて素晴らしいな、ますます生で見ればよかった。

 

さて今日は女子シングルの感想です。フジの放送で流れた選手だけですが…。もし4月にJスポで見たら付け足すかもしれません。

 

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世界フィギュアスケート選手権2018 女子シングルの結果

FPl. Name Nation Points SP FS
1 Kaetlyn OSMOND CAN 223.23 4 1
2 Wakaba HIGUCHI JPN 210.90 8 2
3 Satoko MIYAHARA JPN 210.08 3 3
4 Carolina KOSTNER ITA 208.88 1 5
5 Alina ZAGITOVA RUS 207.72 2 7
6 Bradie TENNELL USA 199.89 7 4
7 Gabrielle DALEMAN CAN 196.72 6 8
8 Maria SOTSKOVA RUS 196.61 5 9
9 Loena HENDRICKX BEL 192.31 10 6
10 Mirai NAGASU USA 187.52 9 11
11 Elizabet TURSYNBAEVA KAZ 186.85 11 10
12 Mariah BELL USA 174.40 17 12
13 Nicole SCHOTT GER 174.13 12 14
14 Laurine LECAVELIER FRA 173.23 15 13
15 Hanul KIM KOR 170.68 14 15
16 Viveca LINDFORS FIN 166.23 13 16
17 Kailani CRAINE AUS 154.41 20 18
18 Eliska BREZINOVA CZE 153.14 18 19
19 Stanislava KONSTANTINOVA RUS 153.03 16 20
20 Alexia PAGANINI SUI 149.66 19 22
21 Elisabetta LECCARDI ITA 149.17 23 17
22 Dasa GRM SLO 144.51 22 21
23 Ivett TOTH HUN 136.87 24 23
Larkyn AUSTMAN CAN FNR 25
Xiangning LI CHN FNR 26
Nicole RAJICOVA SVK FNR 27
Amy LIN TPE FNR 28
Anita ÖSTLUND SWE FNR 29
Alisa STOMAKHINA AUT FNR 30
Elzbieta KROPA LTU FNR 31
Natasha MCKAY GBR FNR 32
Anne Line GJERSEM NOR FNR 33
Gerli LIINAMÄE EST FNR 34
Isadora WILLIAMS BRA FNR 35
Antonina DUBININA SRB FNR 36
Angelina KUCHVALSKA LAT FNR 37
WD Dabin CHOI KOR 21

 

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世界フィギュアスケート選手権2018 女子シングルの感想

 

総合順位下位から順に。前述したようにフジテレビで放送があった選手のみ。

 

ダビン

SP:相変わらずの安定感だったけど回転不足どうかな?と思っていたら、やはり2A以外ついてましたね。

それにしても靴が壊れてFS棄権って…!!体調が悪いとかならまだしも、やりきれないな…。

 

ライチョワ

SP:3Lzで転けたの残念だなあ、と思っていたらステップも氷に引っかかってコケちゃいましたね。ライチョワがSP落ちするとは…残念。

余談だけどライチョワと呼ぶかラジコワと呼ぶか未だ悩む。

 

コンスタンティノワ

FS:3Lz+3T堪えた!と思ったら直後のつなぎでコケ、3Loでコケ…。他のシニア選手に比べると淡々と滑っている印象。全体的につらそうでスピードが無いなと思いました。

コンスタンティノワって世界ジュニアに出てたよな…?あれ?と思ったら本当に出ててびっくり。

メドベの代わりが誰になるのか気になっていたけど、コンスタがジュニアと掛け持ち連戦とは!ロシアは層が厚いから掛け持ちさせるの意外だった。

 

ヴィヴェカ

FS:シンデレラのこの曲聞くとテネルを思い出すけど、ヴィヴェカもだったっけ?と思ってしまった。全体的にジャンプが詰まったりコケたりお手つきだったり、あまり上手くいかなかった印象。

 

ハヌル

FS:2Tザヤっちゃったの残念だね。後半にかけて疲れが出たのかスピードがないように見えました。

 

ショット

FS:少々お疲れ気味かな?と思ったけどよくまとめたと思います。SBおめでとう!

ショットさんはいつ見ても21歳に見えない大人っぽさだなと思うよ。

 

ベル

SP:3Lzからのコンボがシングルになっちゃったね。でも3Fよく堪えたわ。このプロはベルたそ(と呼びたい)に似合ってて好きなだけに残念。

 

ツルシンバエワ

SP:やっぱりカルメンあまり似合わないなあ。でもジャンプ決まってよかった。3Fは刺さってたけど。

FS:1Aだけ惜しかったけど、それ以外は比較的いいツルシンだったのでは…!!

関係ないけどツルシンの解説でDテン君の引退を知ったよ…(´・ω・`)

 

未来

SP:普段3A飛んでるだけあってか2Aのふんわり感。コンボ2つ目はDGだったかー。

FS:ステップLv.2や回転不足3つなどあったけど、よくまとめたし良演技だったと思う!演技後の涙が美しかったです。

 

ルナヘン

FS:クリーンな演技でとても良かった!128点出るのも納得!190点超えもすごいよー、おめでとう!!SPも放送で見たかったぜ。

北米女子とも少し違うユーロ独特?の力強いかっこよさは貴重で好きです。もう妹ヘンとは呼べない!

でも放送中の紹介文が兄ヨリヘンのことで、フジテレビ的にもルナヘン(ロエヘン?)は兄とセットなんだなと思ったよ。

 

ソツコワ

SP:全体的にスピードが無いなあと。いつもこのくらいだったかな?でもまとめましたね。

FS:リザルトだけ見たときはもっと酷い出来かと思っていたのだけれど、3Lzのコケ以外はわりとまとめてたんだね。ただ回転不足が多いなあ。

 

ギャビー

SP:やっぱり3T+3Tの質はいつ見ても素晴らしい!!でもスピンとステップでレベル取りこぼしてるね。

FS:FSも3T+3T素晴らしい!と思ったら2Lz…。全体的にジャンプ堪え気味だった。でもオリンピックに比べるとまとめたかな。

 

テネル

FS:大きなガッツポーズ出たー!少しミスもあったけど良い演技だった。シンデレラはジュニアっぽい感じもするけど、よく似合っていてまさにテネルを代表するプロになったと思います。FS131点、トータル191点もすごいね!

 

ザギトワ

SP:3Lz+3Loにいつものようなキレがなかった。ちょっと疲れ気味かな?演技後インタビューでは「コストナーさんのあとで少し動揺した」と語っていて、ザギトワもそんな時があるんだなと普段の強い印象からつい思ってしまった。そりゃあるよね!

FS:最初の3Lzでコケてコンボつけられず単独、2A+3Tもコケ、次に3Lz+3Loとリカバリーしてきたけどコケ…。表情からして終始しょんぼりしているように見えました。ザギトワでもこんなことあるんだなあ。(2度目)やっぱりオリンピック終わって調整難しかったか。演技後の泣き顔は年相応に見えて少し安心しました。とはいえ、FS128点って普通に高いよ!なんだかもう点数に対する感覚麻痺してるよ!

 

コストナー

SP:最初の3F+3T、よく3Tつけた!今日の構成と出来なら80点超えも納得。SP歴代3位のスコアだって。素晴らしい!ブラボー!!歓声もすごかったですね。流石地元だけある。あとどうでもいいけど、この曲『Ne Me Quitte Pas』と書くんだなとフジテレビのテロップで知った。ずっと空耳的に「脱ぎっぱ」と覚えていたからさ…(笑)意味は「行かないで」らしいと知っていたんだけどね。

FS:コンボ1つだしジャンプは惜しかったけど、無駄な力が入っていない美しい滑りで相変わらず素晴らしい!地元の世界選手権最終滑走で、満員の客席から大きく温かい声援もあり感動的でした。

それと、SP後?のインタビューはコストナーさんの思いが詰まっていて泣ける内容でした。

(地元の世界選手権ということに対して)
「素晴らしかった。自分の故郷で滑れるのは特別なことです。静寂や温かい声援が聞こえました。15歳の頃初めて国際大会に出たときは誰も私のことを観に来てくれる人はいませんでした。今はこうして大きな会場が埋まっていて私はとても幸せですし、イタリアでのフィギュアスケートの遍歴をとても誇らしく思います。」

 

さっとん

SP:手を斜めにする最初のポーズ、ラインが綺麗で好き。3Lz+3Tはカメラアングルが上からでよくわからん!と思ったけど、スローで見たら確かに足りてないかなあ…?でも回転不足2つあっても74点とれるのは流石だし強いね。

FS:後半の3Lz+2T+2Loは3Lzの着氷が危なかったけど、よくそのあとつけたなあ。2Sは珍しいミス!前半の3Lz+3Tはスローで見ると明らかに回転足りないね。…などと惜しいところもあったけど、それ以外のところはよかったです。スピン・ステップでレベル4を当然のようにとってるのも流石。

本人的には悔しい演技になっただろうけど、オリンピック後で調整も難しいなかここまで出来るのは立派ですね。結果的に2015年以来のメダルも穫れてよかった。銅メダルおめでとう!!

 

新葉

SP:3Lz+3Tのコンボで転けてしまい残念。でもそのあと動揺しないでよく立て直した!

FS:素晴らしい!!最後の方で感情を爆発させるような表情をしていたことにグッときた。良プロのスカイフォールをオリンピックで見れなかったのは残念だったけど、世界選手権という舞台で最高のスカイフォールを見せることができてよかった!!

第3グループ新葉の前にテロップで「最終G 宮原&ザギトワ&コストナー」と出てたんだけど、新葉がまさか銀メダルとるとはフジ的にも思わなかったんだろうな。あとケイトリンが金メダルもか。ケイトリンはともかく、私もSPのリザルト見た時点で「また新葉が…」と思ってしまったもんなあ。新葉は正直大舞台に弱いイメージがあったんだけど、今回それを払拭できたのでは!そういう意味でも本当によかった。銀メダルおめでとう!!

 

ケイトリン

SP:単独3Lzよく堪えた。2Aのステップアウト惜しい。全体的に堪え気味な印象でしたが、よくまとめましたね。このプロ好きだー。ケイトリンの代表作だよね。

FS:ミスはありつつもオリンピックに続いて自爆せずよくまとめたなあ。正直プロは何度見ても酷いけど。昨季のラ・ボエームが素敵だっただけに。しかし150点台のせてきてすごいな!

ケイトリンはやっぱりジャンプが豪快でいつみても気持ちいい。だから失敗さえしなければ点数が出るのは必然ですよね。今回はミスを最小限に抑え、気力で勝ち取った金メダルだったのでは。ここのところ10代選手の優勝が続いていたから、20代のケイトリンが優勝したというのもなんだか嬉しいね。他の選手にとっても希望になるというか。オリンピック後の難しい時期によく気持ちを切らさず挑めたなと思います。金メダルおめでとう!!

 

おわりに

表彰台にロシア選手が1人も居ないとは思いもしませんでした。

来季の枠的にもロシアはぎりぎり3枠なんですよね。とりあえず枠減らなくてよかったけど。

ロシア女子は強くて層が厚いとはいえ、ジュニア時代がピークっぽい印象があるんだよな。

そう思うと今回のような結果もあり得るか。と後から思いました。

 

そして対象的に日本女子が2人とも表彰台にのるとは!!

こちらも正直始まる前は思いもしませんでした。

さっとんも新葉も表彰台にのるだけの力はあると思ってましたけど、2人同時にのれるだけの点数を必ず出すか?というとそこまでの安定感はないかなと。

さっとんはオリンピック後、新葉はオリンピック代表落選後、という調整が難しい状況の中、3枠も微妙かなとすら思ってました。本当にごめんなさい!

いつも何度も言ってるけど、本当に事前の予想は当てになりません!

だからこそ試合をやる意味があるし、だからこそスポーツなんだと思うけど。

 

最後に余談ですが、今回はアナログなメモ帳にボールペンを使って全選手見ながら感想をメモしました。

以前の記事で「メモしながら見ればいいんだけど、それすると映像止めながら見ちゃって流れで見れないのが微妙。」と書いたけど、それはスマホでメモっていたから。

今回アナログなメモ帳にボールペンを使ってみたら、目線は画面でもある程度メモすることができるし、いちいち視聴を止めなくても大丈夫なことに気づきました。

なんでもスマホを使ってしまいがちな昨今ですが、場合によってはアナログな方がいいこともありますね。改めてそんなことを思いました。

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