皆さんはシャンプー前にブラッシングしてますか?
私は2年ほど前から洗髪前のブラッシングを始めました。
初めは手元にあったプラスチックブラシ(よく見かける柄が黒でブラシの元部分が赤いやつです)を使っていたんですが、紆余曲折を経て現在はタングルティーザー アクアスプラッシュを使っています。
今回はシャンプー前のブラッシングを実践してみて感じる効果や、タングルティーザー アクアスプラッシュのレビューを書いていきます。
※2020年3月追記※
タングルティーザーアクアスプラッシュが公式サイト&公式通販から消えてしまいました。非正規の通販サイトではまだ買えるところもありますが、公式では廃盤になってしまったのでしょうか?『ザ・ウェットディタングラー』という商品が濡髪用となっているのでこちらに変わってしまったのかも。公式サイトにて正規販売店での購入が勧められているため、どうしてもほしい方以外は購入を見送った方がいいかもしれません。
シャンプー前のブラッシング効果は?実践してみて感じること
シャンプー前のブラッシングは本当に必要なのでしょうか?
「お湯洗いで8割の汚れが落ちるから必要ない」と言う人もいます。
その効果が気になるところですよね。
確かにお湯洗いで汚れは落ちるんですが、私がブラッシングをして感じるのは、ブラッシングをした方がお湯が地肌に届きやすく汚れが落ちやすいということです。
ブラッシングをすることで髪の絡みがとれ、お湯が頭全体によく行き届くようになります。
つまり確かにお湯洗いで8割の汚れが落ちるかもしれないけれど、それはブラッシングしてお湯を行き届かせるようにしてはじめて、お湯洗いで8割落とすという効果を発揮するのでは?と私は思いますよ。
もちろんブラッシングだけでもホコリなどの汚れが結構落ちます。
ですから男性や女性でも短い髪であまり絡まないよ!という方にも、洗髪前のブラッシングをおすすめしたいです。
ブラシで汚れを落とす→お湯洗い…をするだけでかなり汚れが落ちるので、シャンプーの量を減らせて節約にもなりますよ。
試すだけなら家にあるブラシや100均で売っているブラシでもできますしね。
タングルティーザーの良い点・悪い点は?私が選んだ理由も紹介
冒頭で書いたように私も初めは家にあった数百円のブラシで洗髪前のブラッシングを始めました。
そのブラシでも効果を感じるには充分ですぐ習慣になりましたよ。
ではなぜタングルティーザーというブラシを購入するに至ったのか?というと、元からあったブラシは冬場の静電気が酷かったからです。
また洗髪前にブラッシングするということで、毎回ブラシが汚れてそれを洗うのに手間取りました。
そのため新たなブラシを検討し、洗髪前のブラシについて検索。
すると髪の毛に良いのは獣毛ブラシとわかったのですが、どうも手入れが大変そうでやめました。
次に竹ピンのパドルブラシがよさそうと思って購入。
確かに使用感はよく、竹ピンの心地よい刺激が頭皮によさそうではあったのですが、ピンについた汚れをとるのが大変!
あまり水につけてはいけないということもあり、洗髪前に使うには微妙でした。
そこで次に購入したのが、静電気が起こりにくいと言われているタングルティーザーです。
タングルティーザーはイギリス人のヘアーカラーリスト、ショーン・プルフリーさんが開発したブラシ。
英国王室キャサリン妃のヘアメイクアップアーティストや、ハリーポッターのハーマイオニー役でお馴染みの女優エマ・ワトソンさんも使用しているそうです。
そんなタングルティーザーの中でもオリジナル版ではなく、シャンプーなどに最適なアクアスプラッシュを選びました。
タングルティーザーの悪い点
- ブラシの先が短めなので、毛量が多い人は髪をとかしきれない
- 少し持ちづらい
タングルティーザーのブラシは長いところで1cmちょっとしかありません。
そのため毛量の多い人が使うと頭皮まで届かず髪をとかしきれないと思います。
タングルティーザーはイギリスの製品ですし、髪が細めで猫っ毛な人が多いと言われる欧米人向けに最適化されているんでしょうね。
ただ私もそれなりに髪の毛が太く、毛量もそこそこあるのですが、ぎりぎり頭皮に届いて使えてます。
また髪を梳いたあとなんかは問題ありません。
少し持ちづらいというのはアクアスプラッシュの形状の問題です。
中を空洞にするため柄が太めになってます。そのため少々持ちづらいです。
一般的な女性の手のひらと同じか少し大きいくらいの私が少し持ちづらいと感じているので、手が小さい方は実店舗で確認してみることをおすすめします。
スギ薬局や@cosmestoreで取り扱っているみたいです。といっても地方での取扱は少ないようですが……。
タングルティーザーの良い点
- 静電気が起こりにくい
- 髪が絡まりにくい
- 水に濡れても大丈夫ですぐ乾く
- 洗いやすい
まず一番気になっていた静電気ですが、確かにタングルティーザーは静電気が起こりにくい!
100%とは言いませんが、少なくともタングルティーザーに変えてから静電気を気にしたことがないです。
最初に使っていたプラスチックブラシのときは冬場に毎回静電気と戦っていましたから、これだけでもよかったと思いました。
次にタングルティーザーの特徴である髪が絡まりにくいという点。これも実感しています。
プラスチックブラシのときは髪を梳かす度にブチブチと切れていたのですが(汗)タングルティーザーに変えてからは少なくなったと思います。
こちらも100%ではなく髪が抜けることはあるんですが、少なくとも以前のように髪の毛の途中でブチッと切れるようなことはなくなりました。
これまでの2つはタングルティーザーオリジナル版とも共通する点だと思いますが、あとの2点はアクアスプラッシュの良い点になります。
水に濡れても大丈夫ですぐ乾くというのは、タングルティーザー アクアスプラッシュならではでしょう。
そもそもが水に濡れることを想定して作られた製品なので、水に濡れる心配をする必要がありません。そのためお風呂場で使うにはもってこいです。
また柄が空洞になっているため乾くのが速く、衛生的にもいいですよ。
さらにそのことと関連しているのが洗いやすいという点。
水に濡れても問題ないため、お湯につけてしっかり汚れを落とすことができいつも清潔に使えます。
タングルティーザーの洗い方は?私流のお手入れ方法を紹介
洗いやすいとはいえどんなお手入れをしたらいいのか?
気になる方もいると思うので、タングルティーザー アクアスプラッシュの私流の洗い方を紹介しますね。
まず洗面器にタングルティーザーがつかるくらいお湯をはって、少量のクエン酸を溶かします。クエン酸でなくお使いのシャンプーでも構いません。
ブラシを使い終わった後、その洗面器にタングルティーザーをつけてしばらく置きます。
時間はあまり気にせず、体を洗ったり湯船に浸かっている間だけでOKです。
お風呂から上がる直前に適当な掃除用ブラシでタングルティーザーについた汚れを落とします。お湯につけたまま擦ると汚れが浮いて落ちやすいです。
ちなみに私はこちらのお弁当箱用ブラシを使っていますよ。
使い古しの歯ブラシなどを使っても良いんですが、ブラシの当たる面積が小さくて時間がかかるので、専用のブラシを買うことをおすすめします。
私も最初は使い古しの歯ブラシを使っていたんですけど、ブラシを買った方が格段にラクです!
一通り擦って汚れを落としたら、シャワーなど綺麗なお湯を出して洗い流します。この際もブラシでざっと擦るといいです。
以上で洗浄は完了です。
タオルなどでタングルティーザーについた水滴をざっと拭いたら、あとは風通しのいい場所に置いて乾かします。時期にもよりますが、冬場なら1~2時間で乾きますよ。
工程を聞くとちょっと面倒に感じるかもしれませんが、慣れるとすぐ終わりますし、お風呂に入るという一連の動作に組み込まれて何も感じなくなります。
タングルティーザーはこんな人におすすめ!
- 静電気が気になる人
- 髪が絡まりやすい人
- 普通のブラシでのブラッシングが痛いと感じる人
- シャンプー前のブラッシングに使いたい人
- ブラシをこまめに洗いたい人
この中でまだ触れていない「普通のブラシでのブラッシングが痛いと感じる人」について説明すると、タングルティーザーはブラシの先が細く柔らかめなので、普通のプラスチックブラシなどで梳かしたとき地肌を引っ掻いてしまい痛いと感じる人に向いています。
そのためお子さんなどでブラッシングを嫌がる場合にもおすすめですよ。
ちなみに購入する際の注意点として、ネット通販で購入される場合は類似品や模造品に気をつけてください。
詳細は以下の公式サイトのページに書いてあります。
下記の画像に貼ってあるリンクはタングルティーザー公式通販のものになっていますよ。
※2020年3月追記※
公式通販からタングルティーザーアクアスプラッシュが消えてしまいました。上記公式サイトにて正規販売店での購入が勧められているため、どうしてもほしい方以外は購入を見送った方がいいかもしれません。
おわりに
100均などで手軽にブラシを買えるこのご時世、タングルティーザーはブラシにしてはお高く感じるかもしれません。
しかしこの値段が納得できるいい商品だと思います。
私自身タングルティーザーを使い始めてからブラシに悩むことがなくなりました。
シャンプー前のブラッシング用ブラシを探している人はもちろん、普段遣いのブラシにも良いものですので、気になった方は是非使ってみてください。
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