前回ハロプロについて語った記事ではタイトルに「理由」と銘打ちながらも、はっきりした理由が自分でもわからず自問自答する形になってしまった。
そこで今回は現在ハロプロに所属しているグループについて1グループずつ語ってみたいと思う。
前編の今回は若手のグループから。
つばきファクトリー
現在ハロプロ内で一番若手のグループ。
2017年2月にメジャーデビューしたばかり。
2015年に結成されてからしばらくは後述するこぶしファクトリーに比べてぱっとせず大丈夫かな?と思っていたが、2016年8月のメンバー追加を経て徐々に魅力的になってきたように感じる。
どうしてもほぼ同時期に結成され名前も似ているこぶしファクトリーとの比較になってしまうけれど、こぶしと比べてつばきは良くも悪くも大人しい。
楽曲(まだ少ないが)も少し背伸びした大人かっこいい曲が多め。
上に貼ったJust Try!はメジャーデビューシングルの中の1曲。
少し変で頭に引っかかりいつの間にか中毒になっている、これぞハロプロ!な楽曲だろう。
流石つんくさんといったところか。これからどう化けていくのか注目したい。
こぶしファクトリー
2015年9月メジャーデビュー。
こぶしはアイドルらしからぬアイドル。
というのも彼女たちの歌を聞くと可愛いとは言えない。太く安定した声で歌い上げるがなり歌唱。
……あれ、これって私がプラチナ期をかっこいいと思った理由じゃないか?
その可愛い顔からは想像できない力強い歌声を聞かせてくれる。
曲もアイドルに興味ない、斜めに見てしまうような人ほど親和性が高い楽曲が多いと思う。実際私がそうだし。
特に上に貼った辛夷の花は素晴らしい。
まずPVがいい!ハロプロなのに。(ハロプロのPVはどこかズレた印象のものが多い)
そして曲の良さもさることながら、この歌うのが難しそうな楽曲をかっこよく歌い上げてしまうメンバーたちに魅了される。
他グループに比べて今まで出した曲の質が高く感じるし(まだ数が少ないからかもしれないが)、それに負けないパフォーマンス力のあるメンバーが揃って居るので、これからもっと沢山の人に知ってほしい。
カントリー・ガールズ
2015年3月メジャーデビュー。
とにかく可愛い!そんな王道を行くアイドル。
しかし船木結ことふなっきが加入してからはその歌唱力を活かすためかロックな曲も増えてきた。
私は王道を行くアイドルを斜めに見ていたはずなのに嫌いじゃない。むしろ好きだ。
上に貼った曲はそんなカントリー・ガールズらしさが溢れたピーナッツバタージェリーラブ。
ももちこと嗣永桃子の卒業前ラストシングルということもありももちが目立つ構成なので貼ろうかどうか少し悩んだが、現メンバーでカンガらしさを一番感じられる曲というとこれしかないと。
可愛らしい曲だがももち、山木梨沙こと山木さん(と何故か呼びたい)、ふなっきを中心にしっかり歌われているのもポイントが高い。
ハロプロでもこのカラーはカンガにしか出せないよなと思う。
またももちのおかげかメンバーの掛け合いが日々磨かれているのも面白い。
おわりに
今回はここまで。
後編は℃-ute、モーニング娘。’17、アンジュルム、Juice=Juiceの予定。
最後に余談だが、カントリー・ガールズの項で書いた
「私は王道を行くアイドルを斜めに見ていたはずなのに嫌いじゃない。むしろ好きだ。」
について。
これは何でなのかはっきり答えられない。
若い子が努力して輝いている姿に感銘を受けるから?
確かにそうなんだけど、それならアイドルじゃなくてもハロプロじゃなくてもいいはず。
たまたまハロプロが目に留まってゆるくハマったから。こうかな?
ハロプロを見続けるうちにアイドルの大変さをより感じ尊敬するようになった。
自分より遥かに若い子たちが自分には到底できそうもない努力をしてプロとして活躍している。
その「プロ」というのもハロプロは水準が高い気がする。
「気がするだけ」で正直他のアイドルの事情は殆ど知らないし何故か興味も持てない。
「アイドルの大変さをより感じ尊敬するようになった」と言いつつ他のアイドルにはあまりピンとこない自分が居てこれはなんでか不明。
単にきっかけがないからだろうか。
ただ言えるのは最近ハロプロだと基準が緩くなっている気がする。
それは多分ここ数年ハロプロを見続け、親心のような情が湧いていることも関係しているだろう。