アスリートの魂「いつか頂を越えたい フィギュアスケート・宇野昌磨」

番組の構成について

主に今シーズンの宇野昌磨選手を追うもので

羽生結弦選手を如何にして超えていくのかという構成になっていた。

「わかりやすくする」という意味でこの構成は理解できるけどね。でも今の世界を見渡すと羽生選手だけじゃないよね、とどうしても番組に対して思ってしまう構成だった。そんなの選手が一番わかっているだろうけど。

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番組を見て感じた宇野選手の成長

宇野の特集を見ていると毎度思うけれど2012年の映像がめっちゃ幼い。

2012年なんてつい最近じゃん!と思ってしまう自分の年齢を感じる。

しかしたった5年で人間はこうも成長するのだな。

アスリート、それも選手として旬の年齢が早く短いフィギュアスケートの選手は特に通常の人の何倍もの速度の時間を生きているんだろうし、成長速度は凄まじいものがあるのかもしれない。

また見た目の成長も去ることながら、実況でもよく話題になるインタビューの上達には目を見張る物がある。ほんの2~3年前までたどたどしい喋りだった彼が今では自分の思ったことを自分の言葉でしっかり話せていて別人のようだ。

ジャンプから考えるフィギュアスケートにおける男女差

今回は、というよりフィギュアの特集は毎度そういう傾向にあるがジャンプに重点を置いた番組になっていた。

そこで感じたのは男女の差ってなんだろうな、ということ。

身長だけで考えるとフィギュアの中でもシングルの世界では男女差ってあまりないのだよね。

それこそ宇野はISUバイオによれば159cmだし。女子選手でもそれくらいの身長の選手はゴロゴロ居る。例えば昨シーズンの世界Jrチャンピオン本田真凜選手は161cmらしい。

それでも女子選手にとっては4回転どころかトリプルアクセルも大きな壁だ。

もちろん女子だってどんどんジャンプが高難度化していることに変わりはないのだけれど。そんな女子選手と殆ど身長が変わらない宇野がバンバン4回転を決めている。やっぱり男女の骨格、筋肉の差なんだろうか。いくら鍛えたところで女子に男子並みの筋肉がつくことはないんだろうな。

とはいえ女子もいつかブレイクスルーが訪れるのかもしれない。

今の男子のように。

4回転のルッツをきれいに飛べる人が出てくるなんて思っていなかったもの。

ボーヤンがシニアに上がって4回転ルッツをしゅぱぱぱんと飛んだときはその凄さににやけが止まらなかったものだ。なんて思っていたらあっという間にフリップもループも4回転、それも1人だけでなく複数の選手が飛んでいる。そう考えると思ってもいなかったことが起こる可能性は十分にあるよな。ただ今は考えられないだけで。

さて未だ見れていない四大陸の男子でも見ようか。

四大陸は女子だけしか見れていないので。出来ればアイスダンスとペアも見たい。

29日からの世界選手権が始まる前に。

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