ジェイミー・オリヴァーを知ったのはいつだろう。
確か数年前に偶然Jamie’s Kitchenジェイミー・オリヴァー15MM~ぼくのスマートクッキング~をテレビで見かけたのが最初だったと思う。
日本人的には(本国イギリス的にもなのか?)ちょっと強引な調理法で、参考になるかというと材料の問題などもあり微妙だ。
でも料理ショーといった風で見ていて面白い。思えば小さい頃から作るわけでもないのに料理番組を見るのが好きだった。それと同じ感じでジェイミーのことも見るようになった。
鉄腕DASHのコーナー0円食堂との共通点
現在自分の環境で見れるのはDlifeでやっている
「ジェイミー&ジミー フード・ファイト・クラブ S4」
この番組のタイトルにもなっているフードファイトとは食品のムダと闘うということ。
例えば形が悪くて捨てられてしまう野菜を販売する方法を考えたり、自国で捕れるのに輸出されているエビを自国で消費する取り組みをしたり。
見ているうちに「これって鉄腕DASHでやっている0円食堂に近いな」と思い始めた。
0円食堂も規格外で捨てられてしまう野菜や肉、魚などを使って調理する。
同じような企画があるということはイギリスも日本も同じように食品のムダが多いんだなと痛感。
似て非なる2つの企画
ただこの2つの企画が異なる点はムダを知らせてその後どうするかにある。
0円食堂の方はムダになっている食材を頂いて調理し、食材の生産者に振る舞う。そこでお終い。
フードファイトの方はムダを知らせてさらに「ムダになっている問題」をどう解決するか考え実行する。
上記の例で出した形が悪くて捨てられてしまう野菜のときはまず現場を見に行き実際に野菜を見る。そして販売方法を考える。実際に規格外の野菜セットを販売し消費者の意見を聞く。といった具合だ。
この点を比べるとフードファイトの方が一歩進んでいるなと感じる。
そもそもバラエティ番組のいちコーナーと料理番組のタイトルになっているコーナーを比べること自体が間違いかもしれない。
しかし純粋に似ているなと感じたコーナーを比べてみると0円食堂の方が劣って見えてしまったという話。
日本にもフードファイトのような取り組みはあるのだろうか。知らないだけであるのかもしれない。