迷宮グルメ 異郷の駅前食堂が面白いのでテーマ曲を調べてみた!

テレビ番組

今年の4月からBS朝日で放送されている『迷宮グルメ 異郷の駅前食堂』という旅(グルメ?)番組にハマっています。

私は国内外問わず旅番組が好きなものの見続けることは少なく、2016年9月で終了した『地球バス紀行』以来ハマってる!と言えるほどの番組はありませんでした。

そんな中3月末に偶然「芸人ヒロシが海外の駅前をぶらつく番組」が始まると知り、なんとなく初回から見始めたらこれが面白い!今ではすっかり週1のお楽しみ番組となってます。

さて『迷宮グルメ 異郷の駅前食堂』は内容の面白さもさることながら、使用されている音楽も印象的です。私自身気になって何度か調べたこともあるので、備忘録的にまとめておきたいと思います。

迷宮グルメの放送リスト(駅名、初回放送日、食堂名など)をまとめたこちらの記事もどうぞ↓

迷宮グルメのwikiが無いので放送リストを作ってみた【随時更新】
以前 迷宮グルメ 異郷の駅前食堂が面白いのでテーマ曲を調べてみた! という記事を書きましたが、じわじわ番組(+ヒロシさん)人気が出てきているでしょうか? 放送時間が毎週木曜21:00~へと変わったものの、改編期を乗り越えて嬉しい限りです。 ...

 

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最初に流れる音楽は何て曲?テーマソングはこれだ!

まず迷宮グルメの音楽で印象的なのは、なんといっても番組が始まった瞬間に流れる音楽でしょう。電車が走る映像と共に高音で抜けるトランペット…つい口ずさんじゃう気持ちよさです。

曲名はずばり『エターナリー(Eternally)』別称の『テリーのテーマ(Terry’s Theme)』の方が有名かもしれません。チャールズ・チャップリン監督・主演の映画『ライムライト(Limelight)』の主題歌で、チャップリン自身が作曲しています。

ちなみに番組で使用されているのはニニ・ロッソがカバーしたバージョン『Arlecchinata』です↓

余談ですが、チャップリンというと大学時代に英語の授業で半年間学んだ思い出があります。

確かアメリカ人?のカーネル・サンダースみたいな見た目の先生でしたが、彼の授業はチャップリンの生涯を英語で学んでいくもので。正直授業はそこまで真面目に受けていなかったのですが、チャップリンの映画を何本か見たりして、英語というより教養的に勉強になりました。

で、そのときから薄々思っていたのだけれど、チャップリンって音楽的にもすごくない?才能豊かすぎない!?

映画の監督&俳優業だけでも素晴らしい才能を感じるのに……天は二物、どころかいくつ才能を与えたんですかねえ。

 

↓公式Twitterのつぶやきでもテーマ曲に触れています。

 

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ヒロシが食堂を決めたときに流れる曲は?

次に印象的な音楽というと、ヒロシさんが食堂に入ってメニュー(何を食べるか)を決めるときに流れる音楽でしょうか。

「旅先の一食はギャンブル メシ次第で旅は台無し… 果たして何を頼むのか?」という言葉も曲に合っていて好き。

曲名は『さすらいの口笛』といい、こちらも映画『荒野の用心棒』のサントラから。作曲はエンニオ・モリコーネです。

この曲は番組内で流れるたび、西部劇でコロコロしてる草(タンブルウィードというらしい)が脳内を右から左へ転がっていたんだけれど、あながち間違いじゃなかったんですね。というか音楽だけで狙ったものを想像させるってすごいな。よくできてるや。

ちなみに2019年10月から始まった5分番組『迷宮グルメ 異郷のおかわり』で使われている音楽も、エンニオ・モリコーネの『夕陽のガンマン』という曲だそうです。

 

そんな曲を作ったエンニオ・モリコーネさんですが、Wikipediaを読んでいたらなかなか興味深い…というか可愛い?人でした。

『荒野の用心棒』などのマカロニ・ウェスタン(イタリア製西部劇)映画で評価が高いけれど、それらの映画でよく見られる激しい表現は苦手なよう。自身の曲を提供したクエンティン・タランティーノ監督の映画『ジャンゴ 繋がれざる者』について…

「正直言って好きな映画ではない。流血ばかりで」

引用元:タランティーノとは仕事したくない!映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネが告白

なんておっしゃっています。同じタランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』にも楽曲提供したみたいだけど、あの映画もなかなか強烈だった覚えがあるぞ…。好き嫌いと才能が発揮される場所は必ずしも関係ないってことかな。それとも偶然なのか?

他にもチョコレートが好きで妻に内緒で食べることにしているとか。なにそれかわいい。(ソースはドイツ語だけどEnnio Morricone wird 85 Kojotengeheul, in Noten übertragenの下の方。余談だけどドイツ語でチョコレートって「Schokolade」なんですね。)

 

↓この曲についても公式Twitterのつぶやき。

「番組中にかかる音楽はこだわり抜いてもらっています。」とありますが、確かにセンスを感じる選曲です。だからこそ調べたくなり、こうして記事を書いているわけだけど。

↓こちらはおかわりについて公式Twitterのつぶやき。

 

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ヒロシが語る『迷宮グルメ 異郷の駅前食堂』の裏話

音楽についてではありませんが、先日ヒロシさんが葉加瀬太郎さんのラジオ番組にゲスト出演した際『迷宮グルメ 異郷の駅前食堂』のことを話していたので載せますね。

↓リンク先ヒロシさんの写真下にある『今週のPODCASTを聴く』クリックで、番組を聞くことが出来ます。

J-WAVE ANA WORLD AIR CURRENT 18年07月28日|ヒロシ(芸人)

※2020年2月追記※
残念ながら聞けなくなってしまったようです。下に概要をまとめているので良かったら御覧ください。

迷宮グルメの話は17分58秒頃から。……ですが、旅をテーマにした番組ということで、迷宮グルメ以前のヒロシさんの旅やキャンプについての話も出てきて全編に渡って興味深いです。葉加瀬さんとの掛け合いも楽しくて聞きやすいし。

 

ちなみに迷宮グルメについて語っていたことをまとめてみると

  • 月に1回、海外へ3カ国(2カ国のときも?)いっぺんに行って撮影している
    →1回目はトルコ・チェコ・ハンガリー、2回目はオランダ・フランス・ベルギー、3回目はタイ・ミャンマー
  • キツイけど楽しい
  • 一番ビックリした国は一番最初のトルコ
    →なんでこんなに人々が優しいんだ?という衝撃。どこへ行っても「チャイ飲んでけ」
  • 次に行く予定なのはフィリピン・台湾
  • 観光地は出来るだけ外していくのがこの番組の見どころ

今回の裏話を聞いて、多分近い国をまとめて撮影しているんだろうな~と想像していたことが事実と判明。放送ではシャッフルしてるから、タイ→ベルギー等いきなり飛んだように感じる人も居るみたいだけれど。一緒に見ている母は初めの頃「次は○○(地名)へ飛んだの!?」なんて言ってましたし。

あとトルコのどこへ行っても「チャイ」「チャイ」言われているシーンは実際放送されてたけど、確かに面白いシーンだった。ああいうシーンを見ると、現地の人の生活や文化を垣間見た気がしていいよね。それこそ「観光地は出来るだけ外していく」に通じているのかも。私がこの番組にハマった理由もそこにあると思う。

 

おわりに

今回は音楽を中心に紹介しましたが、音楽だけでなく内容的にも楽しく見やすい番組です。

ナレーションがなく、前述したように観光地は基本外していくスタイルなので、既存の旅番組に飽き飽きしている人にはぴったり。

あとこの番組をきっかけにじわじわヒロシさん自身にハマっていたりします。

BS-TBSでやってた『ヒロシのぼっちキャンプ』もよかった(続編希望!)ですし、まもなく登録者数15万人突破しそうなYouTubeの『ヒロシちゃんねる』もチャンネル登録しちゃいました。

ヒロシさんを見ていると肩の力が抜けていい。それとインドア派だけどキャンプがしたくなる。

迷宮グルメの放送リストをまとめたこちらの記事もどうぞ↓

迷宮グルメのwikiが無いので放送リストを作ってみた【随時更新】
以前 迷宮グルメ 異郷の駅前食堂が面白いのでテーマ曲を調べてみた! という記事を書きましたが、じわじわ番組(+ヒロシさん)人気が出てきているでしょうか? 放送時間が毎週木曜21:00~へと変わったものの、改編期を乗り越えて嬉しい限りです。 ...

 

↓ザ・迷宮グルメ!なお写真。オープニングでよく見るヒロシさんですね。

コメント

  1. Koichi Kimura より:

    韓国、ベルギー、フィリッピンで使用されているサマータイム?ぽいギター伴奏からピアノが入る曲、曲名バンド名おわかりでしたらお教え願います。

    • さらさ より:

      コメントありがとうございます!
      韓国・ベルギー・フィリピンで使われている曲とのことで、直近に放送された3回(ベルギーのメッヘレン駅・韓国のピョンテク駅・フィリピンのエスパニア駅)を確認してみました。
      それぞれヒロシさんが川に停まった船を見ているところ・駅西側昔ながらの住宅街へ向かうところ・ジープニーのパーツ屋を見ているところ…で流れている曲で合っているでしょうか?
      この曲でしたらタイトルは『St. James Infirmary』でアーティストは『Allen Toussaint(アラン・トゥーサン)』かと思います。(リンククリックでiTunesのプレビューへ飛びます。)

      • Koichi Kimura より:

        御礼遅くなり申し訳ありません、メールアドレスをお知らせしましたのでメールに入るのではとそちらのほうばかりチェックしておりました、メールが入りませんのでこちらに伺いお答えいただいている事に気がつきました大変失礼いたしました、お教えいただき有り難うございます。

  2. Yasuhiro より:

    こんにちは、はじめまして。そして亀レスでスイマセン。

    私もこの番組は初回放送からはまっています。リンク先ではテーマ曲について「昭和ムード歌謡風」と書きましたが、どことなく寅さんのテーマに似ているので、そう錯覚したのかもしれません。

    今週放送分についても先ほど投稿しました。まだまだ知らないことが多いと痛感しました。

    https://blog.goo.ne.jp/matrimonio_internacional/e/0bba636bc59d75a3ae5c9f6649751d7c

    それではごめんください。

    • さらさ より:

      返信が遅れてしまい申し訳ありません。
      コメントありがとうございます!
      私と同じく初回からのファンの方がコメントをくれて嬉しいです。

      ブログの記事も読みましたが、「vi」について私も気になっていたのでなるほど!と思いました。
      ワインって確かvinoだったよなあ…でも略してviとも言うのかなあ?くらいに思うだけで調べたりはしなかったので。カタルーニャ語だったんですね!

  3. kawa より:

    さらささん

    st.jamesの件ありがとうございました!
    早速㏅発注しました!
    放送局では使用曲の問い合わせ非対応、独特のムードに気にされている方も多いかと感じます。

    • さらさ より:

      kawaさん、コメントありがとうございます。
      記事とコメントがお役に立てたようでよかったです!

      • kawa より:

        さらささん

        しかし制作の方は凄いセンスですね!
        独特の節回しのst.james、そのほんの一部、最も効果的に!
        ありがとうございました。

        kawa

  4. ゆーみん より:

    私も今いちばんはまってる番組です 益々ひろしさんが好きになってます
    特にアジア方面が好みです
    長く続きますように

  5. 伊藤慎悟 より:

    こんにちは!母がこの番組気に入って録画しており実家に行った際によく一緒に見ていました。コロナで国内になってしまい少し残念ですね。。。。その母が先日、亡くなり片付けでHDDを見ると番組が残っており寂しいやら嬉しいやらです。片付けしながら番組を流していてテーマの音源が欲しくなりここに辿り着きました。記事のおかげでニニロッソ→スパーデラックス(LP)までは探せたんですがCDが見つからず。。。もし、お分かりであれば収録CDを教てください!

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