Season7の放送も始まりますます盛り上がりを見せるドラマ『孤独のグルメ』
飯テロ・夜食テロと話題になるなどファンの多いこの番組ですが、私もその1人です。
私は以前の記事で書きましたがAmazonプライムの会員なので、全シーズン見ることが出来るんですよね。
そんなわけで今回はドラマ『孤独のグルメ』からSeason5の2話をもう一度振り返り、感想を書いていこうと思います。
以下ネタバレも含みますのでご注意ください。
だるまの手ぬぐいが福を呼び込む…?仕事&飯前シーンの感想
地下鉄清澄白河駅から出てくる主人公井之頭五郎(以下ゴローさん)、電話中です。
どうやら仕事のドタキャン電話だったらしく、動揺して出口を間違えてしまいます。
ゴロー心の声(夏場は順調だった仕事が、荒れ模様だ。ツキが落ちたか。何だか今日の仕事も不安になってキタキツネ。)
まさかの語尾がキタキツネ(笑)洒落をかます余裕があるなら大丈夫ですよ、きっと。
実際リフォーム会社の看板に書かれた「変えるなら奥さんよりも壁の色!」という言葉を見て、(よし、俺も気持ちを塗り替えよう!)と意気込みます。
ハンカチを忘れたことに気づいて(やっぱりイマイチ腑抜けな俺。)と思うものの、江戸みやげ屋『たかはし』というお店で福だるまの手ぬぐいを発見!
(なんかくるなこれ。今の俺には良いかも。)ということで福だるまを購入します。
ゴロー心の声(このだるま、きっと持ってる。仕事が上手くまとまったら深川めしもいいなあ。)
そう語るゴローさん、本日の仕事先『深川江戸資料館』へ向かいました。
待ち合わせている田島は展示室に居るということで、そのまま中に入っていくと建物風の展示物がずらり。そのうち1つの屋根の上に猫のぬいぐるみがあります。
猫に向かって「にゃー。」と言うゴローさんに対し、動く猫のぬいぐるみが「にゃぁ~お!」と応答。まさか返事が来ると思っていなかったゴローさんは思わず「うわぁーぅ!びっくりした!」って声を出してました。このシーン、ゴローさんの驚きぶりに笑ったわ。
奥の展示スペースで田島に会うと早速商談開始。「海を渡った江戸」というテーマの企画展示を考えているそうだ。江戸時代にヨーロッパへ輸出された芸術品・日用品にヨーロッパの風味が加わってできたものを紹介したいとのこと。
それを聞いて「漆器なんかがいい例ですよねえ。」と言うゴローさんに、「その通り。あれー?井之頭さんそっち方面明るいですか?」なんて田島が嬉しそう。ゴローさんが気に入った様子の田島は「これ話早いね。」とスイスイ決まっていきました。最初のシーンが嘘のように仕事がまとまったぞ―!
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江東区清澄白河『だるま』浅野温子さん演じる店員スーさんが印象的!
さてここからはドラマの本筋、食事シーンについての感想です。ネタバレも含みます。
トントン拍子で仕事を終えたゴローさんは資料館を出て…
ゴロー心の声(よっしゃー、まとまったぞ!やっぱりこいつ、持ってきてくれた。サンキューだるまッチ!仕事が決まって安心したら、なんだか急に…腹が…減った…。)
(腹が…減った…)きたーー!!安心するとお腹すくよね。ほんと「サンキューだるまッチ!」の通り、だるま様様だ。
目の前に深川めしの店を見つけるも、一通り見てから決めようともう少し歩きます。すると一旦通り過ぎた店が目に留まって…
ゴロー心の声(深川めし深川めし…だるま。縦から見ても横から見ても、居酒屋だよなあ。<中を覗いて>うーん。深川めしないかもしれんが、しかし今日はだるまと言われるとどうも素通りできん気持ち。よし、導かれてみようじゃないか。)
そう、ゴローさんが素通りできなかったのは居酒屋『だるま』というお店!店の暖簾にもバッチリだるまの絵が描かれてます。そんなわけで深川めしは止めて、『だるま』の店内へ導かれていきました。
中へ入ると威勢のいい声で「いらっしゃい!」と迎える店員のスーさんこと浅野温子さん。スーさんめっちゃ元気!!常連さんも沢山居て(うわー!導かれない方がよかったか?)なんて一瞬圧倒されてしまいます。
コの字型のカウンター席に座ってメニューを眺めるゴローさん。向かいの席では常連客がスーさんにおすすめを聞いています。「私だったらポパイベーコンだね!私だったらね。」と勧める声を聞いて、ゴローさんも気になった様子。
サーロインステーキ、エビグラタン、ピザなどの注文が飛び交い(なんなんだこの店?何屋さんなんだ?)とちょっと混乱するものの、結局ポパイベーコン、サンマ燻製刺、煮込み、ライス、味噌汁、ウーロン茶を頼みました。
ウーロン茶を注文したゴローさんに「まだ仕事?」「頑張ってね!ウハハハハ!」と豪快に笑うスーさんがよかったです。ゴローさんもいい笑顔になってたし。
注文を終えてからもこの店のカオスぶりが伺える小ネタがたくさん。
別席に出されたエビグラタンがレンジ調理のもので(グラタンはチンか!)とゴローさんが言ったら、チーン!とレンジの音がしたり(笑)
さらにメニューを見れば、オニオンロールパンやチョコレートラスクなど謎の品を発見して(おいおい、ちょっと無軌道すぎないか?)なんて思ったり。
他にもスーさん絡みの楽しいコネタがあったんですけど、気になった方は実際にドラマを見てみてくださいね。
ポパイベーコン、サンマクンセイ刺、いんげんの黒胡麻和え、煮込み
さて市場の如き喧騒な店内を楽しんでいたら【五郎’s セレクション】が到着!
まずは玉子・ベーコン・ほうれん草を炒めた【ポパイベーコン】からいただきます。
ゴローさんはぶっきらぼうな盛り付けと言ってたし確かにそうなんだけど、黄・桃・緑の3色がきれいでおいしそうです。
ゴロー心の声(うーん、いい。かなりポパイ。全然名前負けしてない。こーれはポパイ飯。さあこいブルート!って感じ。)
ポパイ飯って響きがなんかおかしい。でも久しぶりにポパイベーコン(とは言ったこと無いけど、ほうれん草の炒めもの?)を食べたくなりました。家でたまに食べていたけど、最近食べてない!
続いての【サンマクンセイ刺】は(これが燻製…?)ってゴローさんも驚く通り、見た目はただの刺身っぽい!でも食べてみると…
ゴロー心の声(おおー!燻製だ、確かに燻製。燻製でありながら確かに刺身でもある。この店、侮れんぞ。いつだったかサバの燻製を食った時もびっくりしたけど、サンマの燻製の刺とは。居酒屋の海も底が知れない。)
「燻製でありながら確かに刺身でもある。」ってどんな感じだろう!?想像できないなあ。これは実際に食べてみなきゃわからんやつだ!
ちなみに「いつだったかサバの燻製を食った」というのは、Season2の10話ですね!
【いんげんの黒胡麻和え(お通し)】は説明文の「真っ黒 黒胡麻 体にとっても イイんげん!」がちょっと気になったり。
でもその通り真っ黒な胡麻ペーストを纏っていて、身体に良さそうないんげん。こういう料理があると箸休めにいいですよね。シャクシャクした音もしておいしそうでした。
最後に手を付けたのはゴローさん曰く(飲ん兵衛ちゃんたちの大好物。)の【煮込み】
汁を飲んでしみじみ(ああー。この汁、いいわ。)と味わうゴローさん。
優しい色合いの煮込みで、ご飯のおかずとしても非常に合うんだろうなあと思いました。あああ食べたいいいい。
オニオンロールパン
煮込みを味わったゴローさんは(ちょっとこの店の無軌道ぶりに乗じてみるか。)ということで、オニオンロールパンを注文。
しばらくして出てきた【オニオンロールパン】はまさかのキュウリ添え!
ゴロー心の声(やられた。ロールパンが刺身化されている。これは確かにおつまみだ。<一口食べ>いや、これはこれで楽しいぞ。おつまみパン。)
オニオンロールパンって菓子パンなイメージだけど、おつまみにもなるのかー!目からウロコだなあ。
「長っ尻になるべからず。」という貼り紙を見て(じゃ、飯っ食いもササッと粋にやっつけますか。)なんてラストスパートをかけるゴローさん。
煮込みをご飯にかけようとして(待てよ…。ぶっかけもいいが、もしかすると…。)そう言ってなんと、オニオンロールパンを煮込みにつけちゃいます!
ゴロー心の声(思った通り。この店ならこんな食べ方の方が、ぽいぞ。パンの煮込み浸し。江戸と西洋のハイブリッド食い。)
「江戸と西洋のハイブリッド食い」きたーー!!
オニオンロールパンがどこまで西洋のものと言えるかは謎だけど(笑)まあパンという概念自体が西洋か。
ゴロー心の声(仕事も人生もなんでもありなはずなのに、いつの間にかやり方を決めつけている。パンを刺身にして煮込みにつけたのをおかずに飯を食ったっていいんだ。失敗してコケても、だるまのようにまた起き上がればいい。)
ああ、このセリフはなんだか染みました。そうだね、パンを煮込みにつけたくらいで驚いてる場合じゃないね。「失敗してコケても、だるまのようにまた起き上がればいい。」って本当に今回はだるま様様だなあ。
(はあ。だるまさん、ありがとう。)と完食したゴローさん。そこへ隣に入ってきたお客さんがチョコレートラスクを注文しました!思わず「うわ居た!」って声をあげちゃうゴローさんに笑った。なんだかんだ言いつつ、結局ゴローさんも驚いちゃうんだな。
しかし店を出た後の想像はぶっ飛んでたけど。
ゴロー心の声(俺も今度はチョコレートラスクをおかずにご飯…いや、それはない。いや待てよ、最近はせんべい汁もあるから、ラスク汁とか…チョコレートラスク汁、うぇや、そりゃまずいな!そりゃバツ!ふっ。ごめんねえ、深川めし。今度ね。)
ゴローさん、チョコレートラスク汁はちょっと!笑
↓浅野温子さん演じるスーさん、とても良かったです!!
今夜もお付き合い頂きまして誠にありがとうございましたm(_ _)m来週は「東京都江東区清澄白河のポパイベーコンとサンマのクンセイ刺し」ゲストは浅野温子さん、佐戸井けん太さん!お楽しみに〜! pic.twitter.com/nCLlL6kQnm
— 「孤独のグルメ」 TVドラマ公式 (@tx_kodokugurume) October 2, 2015
一通り感想を書いてきましたが、文章では伝えきれない魅力が映像に詰まってますよ!
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ふらっとQUSUMIでは店名『だるま』の由来が明らかに!
ドラマ『孤独のグルメ』といえば、原作者の久住昌之さんが実際のお店へ訪問するコーナー『ふらっとQUSUMI』も魅力の一つ。
今回は久住さんもメニューの多さに圧倒されつつ、生ワカメポンズ、カツオ刺を注文。
まずいただいていた生ワカメポンズは、昆布みたいに肉厚だそうです。
しかも「なんだかよくわかんない飲み物によく合うし。」と久住さん。さらに…
久住「今シーズンもこうやって誤解されてくんだろうなぁ~(笑)昼間っから毎日飲んでる奴って(笑)」
そう笑いながら語る久住さんの横に「※現在 PM4時過ぎ」のテロップが(笑)
続いてのカツオ刺は見た目だけでも非常に立派で、久住さんも
久住「おおー!立派じゃないか!これ400円ですよ!!ちょっと安くないですか?このボリュームで!」
と興奮気味に言ってました。確かに400円とは思えないほど肉厚なカツオ刺です!
久住「うまい!カツオはたたきより刺身が好きなんですよ。このちょっとネットリした、ね。おいしいこれ!」
あーわかる、私もカツオの刺身好き。久住さんが言う通り、ちょっとネットリした感じがいい!たたきに比べて食べる機会が少ないけど、おいしいですよね。
最後はお店の大将と女将へのインタビュー。5時から開店なのにその前から入ってきちゃう人が居るとか…と久住さんが言うと
大将「ええまああのー…暇な人がいるんでしょ。」
この言い方(笑)久住さんと大将も一緒に笑ってました。
お店の名前『だるま』の由来については女将が教えてくれます。
女将「人生「七転び八起」ですから!転んで起きなくちゃいけないと思って。」
「転んで起きなくちゃいけない」かー。まさにゴローさんが感じたことと一緒ですね。
続けて以前は同じ場所でスーパーをやっていたと言う話から…
久住「スーパー的ですよね、何でもあって!」
女将「(このメニューは)スーパーの発想ですよコレ!(笑)」
って言ってたのも印象的でした。確かにスーパー的発想だわ!あのカオスメニューの数々!
開店と同時に常連客が押し寄せるという居酒屋『だるま』
カオスなメニューと雰囲気を味わいに訪れてみたいです。
おわりに
今回は浅野温子さんのインパクトが強かったです。名物店員!ってな感じで、お客さんに愛されてる雰囲気がよく出てました。
綺麗な浅野さんがウハハ!と豪快に笑う姿も、ギャップがあってよかったですね。
あとはお店のカオスな雰囲気も心地よさそうだなと思いました。元気をもらいに行ってみたい!
そんな私のようにすでに放送で見たよ!という方も、まだ見たことないよ!という方も、ドラマ『孤独のグルメ』を見るなら全シーズン見ることができるAmazonプライムビデオがおすすめです。
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