Season7の放送も始まりますます盛り上がりを見せるドラマ『孤独のグルメ』
飯テロ・夜食テロと話題になるなどファンの多いこの番組ですが、私もその1人です。
私は以前の記事で書きましたがAmazonプライムの会員なので、全シーズン見ることが出来るんですよね。
そんなわけで今回はドラマ『孤独のグルメ』からSeason4の10話をもう一度振り返り、感想を書いていこうと思います。
以下ネタバレも含みますのでご注意ください。
笹野高史と一緒にスイカを食べる…?仕事&飯前シーンの感想
江東区枝川を車で走る主人公井之頭五郎(以下ゴローさん)。
(いつも急発注なんだよなあ、あの人。)とゴローさんが言うと回想シーンに。
どうやらちょっと前に電話がきて、ワイングラス20個を頼まれたらしい。それも「2時間後に届けてもらえる?」って急すぎぃ!!
ゴロー心の声(こうやって引き受けちゃう俺も俺なんだけど。確か倉庫に在庫があったはずだ。うわータイムリミットまで1時間45分。)
ゴローさんならやってくれる!って思われてるんでしょうね。滝山からのやっかいな仕事もよく引き受けてるし。
倉庫に到着すると、管理人の川本こと笹野高史さんが鍵を開けてくれました。
温室みたいに暑い倉庫内で目的の商品を探すゴローさん。しかし見つかるまでに時間がかかり(こりゃー一度倉庫整理した方がいいな。)なんて思います。
そこで商品を届けたら倉庫を整理しに戻ってくることに。川本にもそう告げると「ああーそうした方がいいねえ。」と同意され、ゴローさんは倉庫の鍵を受け取りました。
次のシーンでは再び車を運転しているゴローさん。
ゴロー心の声(タイムリミット5分前。なんとか間に合ってよかった。ん?あんなとこに飯屋、あったっけ?食事&コーヒー、アトム。)
どうやら商品を無事届けた帰りらしい。その道中で見つけたのがレストラン『アトム』というお店。このときは素通りして倉庫に戻ります。
ゴローさんはダンボール箱が散乱した倉庫に戻ってきて、早速片付け開始!その途中、重い木箱を持ち上げようとして「あっ!あっ!」と声をあげます。
ゴロー心の声(危ない危ない。ふう、これで前に肋骨やっちゃったし。もう入院は懲り懲りだ。)
入院回もあった気がするけど、もしかして見逃した…?と思い調べたら、Season5の10話だった。肋骨をやっちゃったのはまた別の話みたい。
そこへスイカを持ってきた川本が「おーやってるねー。おうおう無理しなさんなよ。」とやってきました。ゴローさんは切りの良いところまで片付けてから川本と一服します。
(あ、塩。かけて食べるの久しぶり。うん、うまい!)なんて言いながらスイカにかぶりつくゴローさん。セミの鳴き声が聞こえるし、ザ・夏!な風景だなあ。
スイカを食べ終わったところで、川本に最近の仕事のことを聞かれます。ゴローさんが「ま、ぼちぼちやってます。」と答えると…
川本「ああそう。でもぼちぼちが一番だよ。あんまり忙しすぎてもろくな事ないしねえ。余裕はなくなる、体壊しちゃったりするしね。何事も過ぎるっていうのはよくない。」
ゴロー「そうですね。」
川本「あと女にもてすぎるやつ、金持ち過ぎるやつ、ダメ!だって、悔しいっしょ。こちとらモテないし金ないし。」
そう言いながらうへへへへへっ!と笑う川本。いいキャラしてんなあ。笑い方がまたいい!
↓ゴローさん(松重さん)も川本(笹野さん)もいい笑顔です。
今夜もおつきあい頂きありがとうございました〜m(_ _)m 来週は、第10話(だんだん佳境じゃ〜(;_;))「江東区枝川のハムエッグ定食とカツ皿」
ゲストは笹野高史さん、藤原喜明さん
#tx_kodokunogurume pic.twitter.com/xiT1OKHnBd— 「孤独のグルメ」 TVドラマ公式 (@tx_kodokugurume) September 3, 2014
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江東区枝川『アトム』ハムエッグ・カツ皿等どれも家庭的でおいしそう!
さてここからはドラマの本筋、食事シーンについての感想です。ネタバレも含みます。
川本から「んなことを言いながら、ぼちぼちやるのがいいんだよ!」なんて言われ、「あ、ごちそうさまです!ぼちぼちやりまーす!」と倉庫の掃除を再開するゴローさん。
今度は箒を手に床を掃いているんですが…
ゴロー心の声(なかなか手強いな。おまけに…腹も…減ってきた…。)
(腹も…減ってきた…)きたーー!!
ゴローさんは手に持っていた箒とタオルを放り投げ、先ほど気になっていたレストラン『アトム』へ向かいました。
ゴロー心の声(なんなんだこの佇まい?江東区のバグダッド・カフェ。アトムって名前が面白い。一癖ありそうじゃないかー。)
そう言って店に入れば、「はいいらっしゃいませー。」という低い声。レストランアトム主人こと藤原喜明さんでした。ごつい!厳つい!
なんとも独特な雰囲気の店内に、ゴローさんの語りも熱が入ります。
ゴロー心の声(表のレストラン感を裏切るこの雰囲気。でも、ぶっきらぼうさの中に、得体の知れない美学を感じる。)
ゴロー心の声(どっからどう見ても食堂だ。このテーブルにして、この椅子。でも100円ゲーム機、昭和の喫茶店。<ナプキン入れを持ち上げて>ここだけがレストラン。)
「どっからどう見ても食堂」というのは本当にそう。レストランではない!笑
しかしながら(得体の知れない美学を感じる。)とゴローさんも言うように、昔懐かしい感じが魅力のお店です。
ゴローさんは壁に貼られた視力測定表で視力を計ってみたり、次々に入ってくるタクシードライバー達の様子を眺めたりして、なかなか注文が決まりません。
その後ようやく注文したのは、ハムエッグ、かつ皿、ご飯、奴豆腐、ほうれん草のおひたしでした。
注文を終えしばらく厳つい主人の様子を観察しているゴローさん。そのうち主人が外へ出ていき厨房へ。
ゴローさん曰く(今にもヒンズースクワットが始まりそう)な迫力ある厨房を眺めていたら、主人はまた外から店内に戻ってきます。
ゴロー心の声(え?いちいち外に出ないといけないのか。雨の日はどうするんだ?…うーん。意味不明な魅力があるぞ。レストランアトム。)
「意味不明な魅力」ってすごい表現だけどまさにそんな感じ。料理がくる前からあれこれ圧倒されちゃいますね(笑)
ハムエッグ、奴豆腐、ほうれん草のおひたし、カツ皿
他の客に出されたイタリア感ゼロのシーフードリゾットを眺めていたら、【五郎’sセレクション】が到着!
ゴロー心の声(いい。この景色いい。洒落っ気なし!質実剛健。だが、どこか優しい色味。)
そう語る通り、とっても家庭的な料理の数々。ゴローさんはまず味噌汁をしみじみ味わいます。
数あるおかずの中で最初に手を付けたのは【ハムエッグ】黄身が2つあるから玉子2つ分かな?
火の入れ方が絶妙で半熟な黄身に、箸で穴を開け醤油をたらり。その黄身を箸で切り取って口へ運びます。
ゴロー心の声(うん。半熟卵ご飯、最高!……ああ、忘れていた小さな幸せ。)
ああー小さな幸せ感わかる!半熟卵とご飯って本当に合いますよね。
続いての【奴豆腐】には生姜、かつお節、ネギがのってます。うん、豆腐の薬味はやっぱりこの3種がいい!
(うん。豆腐、愛おしくなる味。)と語るゴローさんに同意だ。
そしてゴローさんが(ばーちゃんを思い出す。)と語る【ほうれん草のおひたし】へ。
おかかがのってて、めっちゃ普通のおひたしなんだけど、こういうの嬉しいよなあ。少しシャクシャクした音がして食感もよさそうです。
【カツ皿】もオーソドックスなカツ煮で、出汁で煮て玉子でとじてありました。上に三つ葉がのってます。
ゴロー心の声(うん。よしよし。教科書のようなカツ煮だ。カツ煮ってトンカツが出汁でひたひたなのがいいんだ。)
「カツ煮ってトンカツが出汁でひたひたなのがいい」ってちょっとわかる。揚げたてサクサクのカツももちろんおいしいんだけど、出汁で煮て衣がぐずっと崩れる感じも別のベクトルで好き。
ゴローさんは別席の客が頼んだコスモポリタンというスパゲティに目を奪われ(コスモポリタン。世界主義という名の、無政府状態スパゲティ。)なーんて言いつつ、カツ煮をご飯にのせてガツガツ食べ始めます。
ゴロー心の声(小洒落たレストランで、気取った料理をちまちま食ったって、力なんてでるもんか。こういう店でこんな飯をもりもり食ってこそ、働く男の力が湧いてくるんだ。)
ひゅー!ゴローさんかっこいいぜ!!「気取った料理」「こんな飯」って料理と飯で使い分けてるのがいいね。私はどちらも好きだけどさ。
その後は無心で食べ続け、最後に残った2つ目の黄身を食べれば(食ったー。アトム堪能。十万馬力、充填。ごちそうさまでした。)と完食!今回も気持ちいい食べっぷりでした!!
レモンスカッシュ
食後にふと見上げたメニューのレモンスカッシュが目に留まり注文したゴローさん。
「はいレスカ1。」と注文を通す主人に対し(かっこいい!…レスカなんて何年ぶりだろう?)なんて思います。確かにレスカって略し方いいですね。かっこいいかはわからないけど(笑)
昭和気分な【レモンスカッシュ】を飲んで(今日の俺飯、ここだけがレストラン。)とゴローさんは幸せそうでした。
店を出たゴローさんは、最後にこう語りながら倉庫へと戻っていきました。
ゴロー心の声(レストランアトム、俺には歴史的大発見だ。新たな持ち駒が増えたぞー。うっしっし。さて、引き続き倉庫整理。焦らずぼちぼちいきましょうか。)
うん、「歴史的大発見」というのも過言じゃないインパクトがありましたね、レストラン『アトム』
一通り感想を書いてきましたが、文章では伝えきれない魅力が映像に詰まってますよ!
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ふらっとQUSUMIで久住さんが食べたチキン厚揚げ大根煮もおいしそう!
ドラマ『孤独のグルメ』といえば、原作者の久住昌之さんが実際のお店へ訪問するコーナー『ふらっとQUSUMI』も魅力の一つ。
今回の舞台であるレストラン『アトム』は、ドラマ本編でもタクシードライバーがたくさん出てきたようにタクシー近代化センター指定の食堂だそうです。指定食堂なんてものがあるんですね!
ということで今回は珍しくアイスコーヒーを飲んでいる久住さん。
すると実際の店主が外へ出ていきます。ドラマ本編と同じく、厨房に入ってくるんですが「あれ?え?こんな距離があるんだ(笑)」と久住さんが語るくらい意外と遠い!
一度外へ出てから歩いておよそ18秒、って実際の映像で時間を計ってました!フロアからキッチンへの間に扉がないのなんでだろう?
しかも突然雨が降ってきて「めちゃめちゃ雨降ってきましたよ。ご主人どうするのかな~(笑)」なんて久住さんが見ていると、いつもより早足な店主(笑)
久住さんはめっちゃ笑いながら「雨に降られてる!降られてます!(笑)」と実況し、フロアに入ってきた店主が一言「すごい雨だ!」
こんなに笑ってるところ見たことない!ってくらいに爆笑する久住さんでした。
そんな久住さんが日替わり定食から選んだのは、チキン厚揚げ大根煮。
久住「うわ、うん!おいしいおいしい。洋風おでんみたいな感じで、凄いコクが合ってね、おいしい。」
わー洋風おでんか、確かに見た目はおでんっぽいかも。おいしそう!
大根も最高においしいらしく、これでいつもの飲み物が無いのは厳しい!という久住さんに、結局梅水(笑)が出されてました。
独特の雰囲気を醸し出しているレストラン『アトム』
ディープな雰囲気を感じに訪れてみたいところですが、残念ながら2016年頃に閉店してしまったようです。
そういえば2017年1月2日放送の『お正月スペシャル~井之頭五郎の長い一日~』でも、ゴローさんがお店の閉店を確認する場面がありましたね。
うーん、一度行ってみたかったなあ、江東区のバグダッド・カフェ。
おわりに
今回は家庭的な料理と独特な店の雰囲気とのギャップが面白い回でした。
ゴローさんは食べなかったけど、タクシー運転手の客が食べていたコスモポリタンスパゲティが気になったなあ。食べてみたかったです。
そんな私のようにすでに放送で見たよ!という方も、まだ見たことないよ!という方も、ドラマ『孤独のグルメ』を見るなら全シーズン見ることができるAmazonプライムビデオがおすすめです。
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