Season7の放送も始まりますます盛り上がりを見せるドラマ『孤独のグルメ』
飯テロ・夜食テロと話題になるなどファンの多いこの番組ですが、私もその1人です。
私は以前の記事で書きましたがAmazonプライムの会員なので、全シーズン見ることが出来るんですよね。
そんなわけで今回はドラマ『孤独のグルメ』からSeason4の7話をもう一度振り返り、感想を書いていこうと思います。
以下ネタバレも含みますのでご注意ください。
下町の雰囲気漂うおかず横丁で漬物とお惣菜をゲット?仕事&飯前シーンの感想
地下鉄新御徒町駅から出てくる主人公井之頭五郎(以下ゴローさん)。
待ち合わせ場所の鳥越へ向かうため、佐竹商店街を通り抜けて行きます。
途中の風鈴屋で日本の夏を感じつつのんびり歩いていると、「佐竹商店街は日本で2番目に古い商店街です。」という垂れ幕が目に留まります。
ゴロー心の声(え、そうなの?一番は古いのは金沢の片町商店街。老舗の歴史はよく聞くけど、商店街の古さなんて考えたこともなかった。)
確かに商店街の古さは考えたことない!調べてみるとここ佐竹商店街は、明治31年に組合を結成したのが始まりだとか。(ちなみに金沢の片町商店街は明治27年だそう。)
ゴローさんがこの佐竹商店街を通り抜けた辺りで、電話が鳴ります。相手は今日の依頼主らしく、待ち合わせ場所を鳥越神社に変更してほしいとのこと。
次のシーンでは鳥越神社へ入っていくゴローさん。まだ依頼主は来ていなかったため、(……ならば。)とお賽銭をして一礼。
…した瞬間「あのー井之頭さんですか?」の声!ゴローさんは「あ、あ、ちょっといいですか?すいません。」と慌てながら二礼二拍手一礼してました(笑)
やってきた依頼主・酒井はハードボイルドな趣味らしく、ゴローさんから手渡された『ダーティーハリーモデル』な商品を手に大興奮!どうやらこの品を奥さんに見つかったらまずいために、待ち合わせ場所を変えたらしい。
無事商品を渡して別れ際、佐竹商店街が日本で2番目に古いという知識を披露するゴローさん。でも酒井はすでに知っていて「そうそう、1番は片町商店街です、金沢の。」なんて言われてしまいます。ゴローさんは「すごいですよね。」と言うしかなくなり、2人でアハハハと笑って微妙な空気で終了。
酒井が行った後(にわか知識で知ったかぶり、沈没。)と苦虫を噛み潰したような顔になってました。見てるこっちは面白かったよ、ゴローさん。
神社を後にして下町っぽい住宅街を歩いていると、『おかず横丁』というなんともそそられるネーミングの商店街が現れました。もちろんゴローさんは寄っていくことに!
『郡司味噌漬物店』では(グーな漬け物ゲット!)して、惣菜屋『うるしばら』では「あ、かぼちゃの煮物ください。」と購入。
どちらのお店も昔ながらの個人商店といった感じの佇まいで、懐かしくいい雰囲気でした。
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台東区鳥越『まめぞ』原木から切り分ける生ハム・特製ソースのかつサンド等おいしそう!
さてここからはドラマの本筋、食事シーンについての感想です。ネタバレも含みます。
漬物とかぼちゃの煮物をゲットしたゴローさんは、早くも明日の朝ご飯に思いを馳せます。
ゴロー心の声(明日の朝はかぼちゃと漬け物で炊きたての飯を食おう。うー最高。想像したら…腹が…減った…。)
ですよねー!食いしん坊のゴローさんが、今この時この瞬間のご飯を差し置けるはずがない!!笑
実際に本人も(明日の朝飯よりも、今食うべき飯だ!この辺、きっといい店がある。)と言ってましたし。
ゴローさんはお店を探そうと一歩踏み出したところで、斜め前にある鳥越『まめぞ』という店が目に留まります。
ゴロー心の声(スパゲッティに、たいのカブト焼。メガは余計だけどえびフライも悪くない。こんな喫茶店飯もたまにはいいか。あれ?<「ちいさな居酒や」と書かれている>でもまあ、喫茶店で食おうが居酒屋で食おうが、えびフライはえびフライだ。下戸、びびるなかれ。)
おお、前回(Season4の6話)と似たようなパターンだ。兎にも角にも、本日のお店は『まめぞ』に決定しました!
店内へ入って「いらっしゃいませ。お一人ですか?」と迎えてくれたのは、まめぞ主人こと小日向文世さん。
うわあー主人役似合う!柔和な笑顔がお店の雰囲気にぴったり!!ふらっとQUSUMIで実際のお店のご主人が出てきてましたけど、どことなく雰囲気が似ています。
カウンター席に座ったゴローさん、飲み物をどうするか聞かれてウーロン茶を頼みました。その後はカオスなメニューの数々に頭を悩ませます。
ゴロー心の声(生ハムにいぶりがっこにブルーマウンテンが共存している。デタラメに近いほどカオスな店。)
「生ハムにいぶりがっこにブルーマウンテン」が1つのお店で頼めるとは…!!他にも名物がかつサンドともずく雑炊だったりして(名物2つが全然方向違い。)なんて思います。
ゴローさんは結局カウンターに置かれた原木の生ハムが気になったようで…
ゴロー心の声(このにぎす干も気になるが…いや、今日は居酒屋系にひっぱられず、あの生ハムをカンテラにしてイタリアンの道を進んでみよう。)
と明太クリームパスタ、生ハムのハーフ、せんちゃんサラダを注文。ようやく決まりました!
注文を終えたところで電話が鳴り、店の外へ出るゴローさん。
先ほどの酒井から「実はまた、お願いしたいものが出てきちゃって。」と追加注文の電話でしたが、ゴローさんは店の前を通りがかった女性たちの「ここのカツサンドおいしいよねー。」「おいしいよね。私もね、お昼によく買って帰るよ。」という会話が気になります。
(そうなんだ。かつサンドうまいんだ。)なんて思うゴローさんに対し、「もしもし?聞いてます井之頭さん?もしもし、もしもーし!」と言う酒井でこのシーンは終わってました。たまにある、ゴローさんが食欲に勝てず客の扱いが蔑ろになるやつだ(笑)
せんちゃんサラダ、生ハム(ハモンセラーノ)、明太クリームパスタ
店に戻ると【せんちゃんサラダ】がやってきます。
高めにもられた千切りキャベツに、パルメザンの白い粉が雪のようにかかっているこのサラダ。そこにシーザードレッシングをかけているそうです。ちなみに想像通り、キャベツの千切りでせんちゃんらしい。
ゴロー心の声(あ、パルメザンがちゃんと活きてる。よい、よい。せんちゃん、よい!)
おー、パルメザンがきいてるのか!噛むとキャベツのシャキシャキした音もして食欲をそそります。
そこへ出てきたのが【生ハム(ハモンセラーノ)】まずはそのまま1枚いただきます。
ゴロー心の声(うん、うん。これはせんちゃんとの相性もいいに違いない。)
そう確信したゴローさん、今度はせんちゃんサラダと一緒に食べ(ほぉーら、ばっちし。)なんて嬉しそう。うん、絶対合うなこの組み合わせは!
続けて【明太クリームパスタ】も到着!
見た目からしてソースがたっぷりひたひたでおいしそう!ゴローさんも…
ゴロー心の声(クリームたっぷりだなあ。うん、明太クリーム、正解!パスタうまい。ソースに負けてない。)
そう語りながらお箸でずるずるっと蕎麦方式でいただいてました。このパスタはどう考えても日本のものだから、もはやそれが正しいでしょう。その気軽さがいい!
にぎす干、かつサンド
ここで入ってきた客がにぎす干を注文したのを聞いて(んー?やっぱにぎす干外せないかー。)とゴローさんも注文することに。
(いかん、素敵なカフェランチに飲ん兵衛の手先を乱入させてしまった。)なんて言いつつも、早速【にぎす干】をいただきます。
にぎすの見た目はししゃもに似ているんですが…
ゴロー心の声(ほほおーこうきたか、にぎす干。うんうん、深海魚だけに深い味わい。これはこれで、ありだ。しかし、パスタとの連携はぎくしゃく。俺はいい指揮官にはなれそうにない。しかし、男は一度決めた注文を後悔すべからず。進撃あるのみだ。)
うん、ししゃもとの味の違いはよくわからないけど、とりあえずおいしそうだ!
でもパスタとは絶望的に合わなそう(笑)いやでも明太子も魚介類だから、絶望的ってほどではないのか…?
さて(進撃あるのみだ。)と語ってからは、言葉通り一気に平らげていきます。
ゴロー心の声(パスタがあって、サラダがあって、生ハムも深海魚も同居する。餃子もあれば、えびフライだって食える。この店まさに、一人おかず横丁。下町の商店街の食卓そのものじゃないか。)
「一人おかず横丁」きたーー!!確かにこのカオス具合が下町っぽい気がします。いいなあ。
一通り食べ終えたゴローさんは「はあーごちそうさ…」と言いかけ、先ほど店先で聞いた女性の会話を思い出します。
そしてかつサンドの持ち帰りを頼んでみると、主人から「お近くですか?」と聞かれ…
ゴロー「いや、近くではないんですけど。」
主人「あそうですかー。いえ、作りたてがおいしいんで。では6切れあるんですが、1つここで食べてみてください。残りはお包みしますので。」
ゴローさんはその提案に同意して、かつサンドを注文しました。
しばらくすると「お、でかいっすね。」とゴローさんが思わず言うほど大きな【かつサンド】が到着!
揚げたてのかつにかかっているのは特製ソースだそうです。うーん、見た目だけでもそそる。
ゴローさんは口を大きく開けて眺めてからがぶり!
ゴロー心の声(うーわ、うんま!何これ!これは確かに、出来たてが命かも。)
はあああ、出来たてのかつサンドなんてうまいに決まっておろう…!!
主人に感想を聞かれ「すんごくおいしいです。なんかソースが全然違うような。」と答えるゴローさん。すると主人が「そこに置いてあるのがそう」とテーブルの上の特注ソースを指さします。
早速少しお皿に出して舐めてみたら、甘みが全然違うとのゴローさん評。うわー、ソースだけでも味が気になるなあ。
ゴロー心の声(いーやー、これは。今まで積み上げてきた俺のかつサンド経験に、今全く新しい1ページが開かれた。……あ、これだけ包んでもらうってのもなあ…。)
そう語っているとき、皿の上のかつサンドはすでに1切れだけ(笑)よっぽどおいしかったんですねえ。
残りお包みしますという主人に「いや、全部食べちゃいそうな勢いなんで大丈夫です。」ってゴローさんが言ったら、主人も奥さんもアハハハハハと笑ってました。
主人「いやーやっぱ身体が大きいと、ねえ。」
奥さん「ねえ、すごいねえ。」
このときの小日向さん(主人)と西田さん(奥さん)のやりとりが、なんとも温かい雰囲気で素敵だったなあ。
下のツイートの画像は多分このシーンですね↓
今夜も誠にありがとうございました!来週は「台東区鳥越の明太クリームパスタとかつサンド」ゲストはなんと小日向文世さんと西田尚美さんでびっくり〜お見逃しなく! #tx_kodokunogurume pic.twitter.com/J94Dyj322W
— 「孤独のグルメ」 TVドラマ公式 (@tx_kodokugurume) August 13, 2014
一通り感想を書いてきましたが、文章では伝えきれない魅力が映像に詰まってますよ!
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ふらっとQUSUMIで久住さんが食べたアジフライ・極細そうめんもおいしそう!
ドラマ『孤独のグルメ』といえば、原作者の久住昌之さんが実際のお店へ訪問するコーナー『ふらっとQUSUMI』も魅力の一つ。
今回も前回に引き続き「これは迷いますねー。」と注文に悩む様子の久住さん。
ドラマ本編でもメニューのカオスぶりが出てきたように、実際に種類が豊富だから無理もないです。ご主人がおいしいと思ったものは何でも作ってしまうそうですよ!
結局見かねた店の奥さんが「飲まれるものに合わせますか?」と提案して、干ほたるイカ、明太子の粕漬け、アジフライ、極細そうめん(小盛り)を注文してました。
さらに今回も「これどこの井戸水ですか?」「岐阜の井戸水です!」ってやりとりをしてて笑った。
その井戸水(笑)飲みにはたまらなそうな干ほたるイカと明太子の粕漬けもおいしそうでしたが、やっぱり気になったのはまめぞ特製ソースでいただくアジフライでしょうか。
噛んだらサクッ!といい音のするアジフライで、久住さんも「うん。おいしい。軽い!」と味わってました。さらに…
久住「なんかこの…アジフライに合う飲み物ですか?これは。」
奥さん「アジフライ専用飲み物です!」
今回は麦スカッシュならぬアジフライ専用飲み物ですか!笑
そして最後には「こーれがあるっていうのはもう心強いですよね。最後にこれで〆るっていう。」なんて久住さんが語る、まめぞ名物 極細そうめん(小盛り)をいただきます。
「うーん!最高ですね!」と久住さん、箸の勢いが止まりません!
Season4の1話や真夏の博多出張スペシャルでも素麺を頼んでましたが、毎回本気食いっぽくて久住さんの素麺好きが伺えます。
商店街おかず横丁の一角にある『まめぞ』
ゴローさんの食べたかつサンドは持ち帰りもできるそうですが、最初はやっぱり出来たてを食べてみたいですね!
おわりに
この回は小日向さん&西田さんの夫婦役が印象的で、よく記憶に残ってました。もう一度見てもやっぱりよかったなー。
料理もおいしそうでしたが、中でも特注ソースのかつサンドはそそられましたね。出来たて熱々を食べたい!
そんな私のようにすでに放送で見たよ!という方も、まだ見たことないよ!という方も、ドラマ『孤独のグルメ』を見るなら全シーズン見ることができるAmazonプライムビデオがおすすめです。
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