Season7の放送も始まりますます盛り上がりを見せるドラマ『孤独のグルメ』
飯テロ・夜食テロと話題になるなどファンの多いこの番組ですが、私もその1人です。
私は以前の記事で書きましたがAmazonプライムの会員なので、全シーズン見ることが出来るんですよね。
そんなわけで今回はドラマ『孤独のグルメ』からSeason3の1話をもう一度振り返り、感想を書いていこうと思います。
以下ネタバレも含みますのでご注意ください。
フルーツサンドでウインナーコーヒー風?仕事&飯前シーンの感想
今回は赤羽駅前からスタート。主人公井之頭五郎(以下ゴローさん)が赤羽を訪れるのは20年ぶりくらいということで…
ゴロー心の声(ライトな浦島太郎感覚。こんなノリの街になってるわけ?)
そう語り見上げた先には「go!go!赤羽女子(バネジョ)!」という広告。赤羽ってそこそこ身近なんだけど、バネジョなんて初耳だよ。
ここでオープニングへ入るんだけど、Season3からは『孤独のツンドラ』という曲がタイトルバックになっています。
久しぶりに聞いたんで懐かしい!
今までの感想でも時々音楽に触れてきたけど、ドラマ『孤独のグルメ』は使われている音楽もいいなあ。
そんな楽曲で始まったオープニング明け、ゴローさんは喫茶&果物『プチモンド』へ入っていきます。いわゆるフルーツパーラーってやつですかね。
店へ入ると(なにやら怪しげなバネジョ。)が待ってました。彼女は全身黒尽くめで、黒田真理子こと広田レオナさん。
黒尽くめの女性が黒田って役名は安直だなあ!そしてバネジョってこういうことなのだろうか…?笑
西洋雑貨なら何でも取り寄せてくれると聞いてゴローさんを呼んだらしい黒田。誰がそんなことを言ったのか聞いてみると滝山でした!
滝山はゴローさんの仕事仲間でちょくちょく名前が出てくる(Season1の12話やSeason2の9話など)けど、厄介そうな仕事を割り振ってくる印象。案の定今回もそんな感じで(たーきーやーまー!)と心の中で思うゴローさん。
黒田「あのー、悪魔は大丈夫ですか?」 ゴロー「アクア?」
黒田「悪魔、です。」 ゴロー「え?悪魔?」
黒田「はい。西洋の悪魔の像を集めてるんです。」
怪しげな見た目に違わず怪しげな依頼きたーー!!悪魔の像ってまじか。「アクア?」って聞き間違えたくなる気持ちもわかる(笑)思考停止しちゃうよね。
黒田は「例えば…」と具体的に説明します。アモンという悪魔は口から炎を吐き出すとか。「わかります?どんな感じか。」と聞かれて「わかりますね、バッ!バッ!」と手で炎が出る様子を再現するゴローさんに笑ったわ。
結局黒田の依頼はパズズを2体、バフォメットとアモンを1体ずつ、それぞれ大きさを問わず木彫り系…ということでした。何に使うんだろうなあ。ただ眺めるのだろうか?ちょっと想像つきません。最後まで怪しげな彼女は「悪魔よろしくお願いします。」とお店を出ていきました。
一人お店に残ったゴローさん、朝ご飯もまだということで注文したのは【フルーツサンド セット】
【フルーツサンド】はクリームもフルーツもたっぷり入ってます。甘さは控えめなんだとか!
はじめて食べるというゴローさんでしたが、(思ってたのと違う。うま!)と気に入ったみたい。そういえば私もフルーツサンド未体験かも?食べてみたいなあ。
ゴロー心の声(コーヒーがウインナーコーヒーっぽくなる。なるほどー。いいじゃないか。)
(コーヒーがウインナーコーヒーっぽくなる。)という発言には目からウロコでした。言われてみればそうじゃん!って。これ聞いてますます試してみたくなりました。
フルーツサンドでリフレッシュしたゴローさんはもう一仕事いきます。
『みなき』という呉服店へ行くものの肝心の主人がおらず、カラオケスナック『たけくらべ』というところまで歩かされます。しかも重い荷物を持たされて!
中へ入るとおじさん2人とママこと清水ミチコさんが居ました。おじさんの片方が依頼主の着物屋主人・南木で、ゴローさんに持ってこさせたのはなんと中学高校の卒業アルバム!笑
3人はゴローさんが持ってきた卒アルで「南木くん。見る影もないじゃないの!」などと盛り上がっています。出されたオレンジジュースで一息ついたゴローさん、南木に商品を渡すと…
南木「ああ、悪かったね。でー、悪いついでに…これも家に持ってってくれないかな?<アルバムを差し出す>」
ママ「あんたいい加減にしなさいよ!自分で持って帰んな!」 南木「はい、はい!…おっかねえなあ!」
このやりとりで3人は大爆笑。清水ミチコさんのママっぷりがいいなあ。
そんな味あるママを演じる清水ミチコさんや、黒尽くめで怪しい広田レオナさんが見られるドラマ『孤独のグルメ』
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北区赤羽『川栄』ほろほろ鳥も鰻もおいしそう!
さてここからはドラマの本筋、食事シーンについての感想です。ネタバレも含みます。
終始3人の空気に飲まれていたゴローさんはスナックを出ます。
ゴロー心の声(仕事終了。たくさん歩いたからか、なんだか腹が減ってきた。フルーツサンド腹持ち悪し。なんか…食いたし…。)
今回はちょっと変化球で(なんか…食いたし…)きたーー!!
店探しモードに入ったゴローさんは、ふと昔行った店を思い出しOK横丁へ。
(まだあったか。昔のまんまだ。)という鯉とうなぎの『まるます家』を見つけるも、近くにもう一軒うなぎ屋『川栄』を発見!新規開拓だということで、『川栄』の方へ入りました!
メニューを見てほろほろ鳥にすっかり心奪われたゴローさんは(じゃあ、ほろちょっといって、〆にうな丼頼もう。)と計画。
ほろほろ鳥の合わせ盛り、ほろバラ串、ほろあぶら串、うなぎのオムレツ、ほろスープを頼みました。ゴローさん自身(ちょっとほろ関係頼みすぎたかなあ。)と言っていたけど、注文だけでほろほろ鳥に心奪われてることがわかりますね(笑)
料理を待っている間、横にいる常連客こと石倉三郎さんがうなぎの白焼で一杯やっているのを見て(落語の世界だ。この店、きっと昔からずーっと変わってないんだろうなあ。)なんてしみじみ。うーん、本当に昔ながらのいい雰囲気です。
ほろほろ鳥の合わせ盛り、ほろバラ串、ほろあぶら串、ほろスープ
落語の世界さながらの常連客を見ていたら【五郎’s ほろほろセレクション】が到着!
まずいただく【ほろほろ鳥の合わせ盛り】は合わせ盛りということで刺身・たたきの2種。
「刺身はもっちり上品で たたきは噛めば旨味がジュワッ!」という説明文だけでそそられます!
ゴロー心の声(おおー。おお―!このうまさ、未知との遭遇。いいー、E.T.!ほろほろ、こういうやつだったんだ。)
ということでゴローさんのほろほろ初体験は大成功!早速(この店、当たり!)と確信するゴローさんでした。
しかし「いいー、E.T.!」って(笑)そういうところも好きなんですけどね。
続いて【ほろバラ串】【ほろあぶら串】をいただきます。
ほろバラ串はレモンを搾って。一串にいろんな部位が刺さっているということで(一本でほろほろバラエティ。)とゴローさん。1本で様々な味が楽しめるのはお得だなあ!
(見るからにおもしろい)と語るほろあぶら串は、大根おろしがたっぷりのっています。ゴローさん曰く、おもしろうまいらしい。おもしろうまいってどういうこと…?!気になる!!
【ほろスープ】は濃厚なほろの旨味で、ピリッと胡椒が効いているとのこと。
見るからにおいしそうで、ゴローさんが「ああー。」と思わず声を出しちゃうのも頷ける。
さらにスープを飲んでもらした「はあーー。」という声では石倉さん(常連客)とハモったり(笑)流石にお互い気づいて会釈してました。
鰻のオムレツ、うな丼
常連客とハモった直後【鰻のオムレツ】がきました。
(きれいだなあ。食べるのが惜しいようだ。)とゴローさんが語る通り、曇り一つないきれいな黄色でつるんとした表面。まさに見本のようなオムレツの形です。自分が作ったら絶対こうはならない!
レンゲで割ると中はトロットロでうなぎがゴロン!!ひゃあああ絶対おいしいやつだああああ。
ゴロー心の声(ん!こうなりますか、甘トロ!うなぎ屋で、洋食屋気分。うーん、玉子の中に居ても鰻は鰻。仲良くしながらも己を全く失わない。)
「うなぎ屋で、洋食屋気分」いいね!!そういえばう巻きはよく聞くけど、鰻のオムレツってあまり聞かないかも。甘トロ食べてみたいなあ。
ここでメインのうな丼を頼むため「すいません!」と店員を呼んだら、前のカップル客と同時になっちゃいました。しかも先に注文したカップル客(彼氏)、うな重特上2つを頼むという!
ゴローさんは(なにぃ?特上?そんなに見栄はんなくても。)と語りつつ、ちょっと羨ましそうにカップルを見ながら「うな“丼”をお願いします。」と注文したのでした(笑)
とはいえ到着した【うな丼】の蓋を開け(これでいいんだよ、俺は。)といつもの調子に!山椒をかけていただきます。
ゴロー心の声(うーんうーん。見た目を裏切らないうな丼だ。うまい、鰻と白い飯、最強!最強線胃袋行き快速!)
「最強線胃袋行き快速」出たーー!!「埼京線池袋行き快速」をもじったんですね!!埼京線とか個人的にめっちゃお馴染みなんで速攻ニヤけたよ。でもこれ埼京線近郊の人以外は「何言ってんだ?」って感じでしょうか。
さらに一緒に出てきた奈良漬をポリポリ。ちょっと苦手と言いつつ、(あーでもこれは、いい奈良漬だ。おいしい。)と味わいます。ただ(酔っ払っちまいそうだ。)とも。奈良漬はほんの2切れしか無いように見えたけどまじで…?
ゴロー心の声(いいぞいいぞー。食っても食ってもまだうまい。ほろほろの活躍が霞むような、うな丼の横綱相撲だ。)
ゴロー心の声(この奥深い味は、一朝一夕に出来るもんじゃない。俺は歴史を食ったのだ。)
「ほろほろの活躍が霞むような、うな丼の横綱相撲だ。」「俺は歴史を食ったのだ。」って名台詞だなあ。特に歴史を食うって表現はなかなか出てこない!!
ということで歴史を食って大満足のゴローさんは店を出ます。…って店先でぐらり。
ゴロー心の声(おっとっと。あれ?奈良漬で酔っ払っちまったか?大の大人が奈良漬でほろ酔いとは、ほろほろ鳥に笑われちまうよ。)
本当に2切れでほろ酔いとは!下戸という設定は伊達じゃないですね。ご機嫌な様子で本編終了しました。
一通り感想を書いてきましたが、文章では伝えきれない魅力が映像に詰まってますよ!
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ふらっとQUSUMIで久住さんが食べたしのび重も気になる!
ドラマ『孤独のグルメ』といえば、原作者の久住昌之さんが実際のお店へ訪問するコーナー『ふらっとQUSUMI』も魅力の一つ。
Season3の初回ということで何か一言あるのかな?と思いきや、ゆるっといつも通り始まりました。
久住さんはやはりほろほろ鳥を食べてみたいということで、ほろあぶら串、ほろバラ串、しのび重(並)を注文。もちろんいつもの飲み物も。
串はどちらも本編で登場したけど、ほろバラ串について詳しい説明がありました。
ほろバラ串には7種類の部位が刺さっており、この日は胸肉・横隔膜・せせり・砂肝・皮・レバー・手羽先。変更の場合もあるそうですが、やっぱりお得だなあ。つまみ食い感覚でいろんな部位が食べられる!
そして気になるのは本編で出てこなかったしのび重(並)
ご飯の下にも鰻をしのばせていることからしのびと呼ばれているとのこと。久住さんが箸を入れると…
久住「忍んでます!!のり弁ではあるけどね、2段っていうのは(笑)」
確かにのり弁のよう忍んでる!思わず笑いが出ちゃうと久住さんが語るほど、おいしそうなうな重でした。ああー久しぶりにうな重食べたい…!!
創業当時からうなぎと鳥料理を扱ってきたという『川栄』
放送当時(2013年7月)で67年だから、今年で72年かな…?そんな歴史あるお店でうな重を味わってみたいです。
おわりに
今回の記事からSeason3に突入です!
…と言っても、音楽が少し変わったくらいで大きな違いは無いですが。
初回から焼き鳥(ほろほろ鳥)と鰻だなんて、胃袋への刺激が強かったなあ(笑)
そんな私のようにすでに放送で見たよ!という方も、まだ見たことないよ!という方も、ドラマ『孤独のグルメ』を見るなら全シーズン見ることができるAmazonプライムビデオがおすすめです。
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