Season7の放送も始まりますます盛り上がりを見せるドラマ『孤独のグルメ』
飯テロ・夜食テロと話題になるなどファンの多いこの番組ですが、私もその1人です。
私は以前の記事で書きましたがAmazonプライムの会員なので、全シーズン見ることが出来るんですよね。
そんなわけで今回はドラマ『孤独のグルメ』からSeason2の7話をもう一度振り返り、感想を書いていこうと思います。
以下ネタバレも含みますのでご注意ください。
民宿『岸壁荘』に泊まるゴローさん!ガッツ石松もいい味出てる仕事&飯前シーンの感想
今回はいつもと異なり、海の映像からスタート。
朝日の当たる窓を開け(おおー、海だよ、海。)と外を眺めるのは、浴衣姿の主人公井之頭五郎(以下ゴローさん)。
どうやら民宿『岸壁荘』というところに泊まったらしい。気持ちいい朝の海を散歩していてこんなことを思います。
ゴロー心の声(昨日のミスがなければここに泊まることもなかったし、この空気も吸えなかった。怪我の功名ってやつか。)
すると「前日」と場面が転換し、回想シーンへ。
電車で寝ているゴローさん、車掌さんに「きっぷを購入してほしい」と起こされます。「銚子電鉄へご乗車ありがとうございます。」なんて言われていたので、この電車は銚子電鉄のようだ。
ここ3日ロクに寝てないゴローさんは再び眠ります。そして同じ車掌さんに「お客様、お客様。終点銚子駅です。」と起こされてしまいました。
そんな寝不足ぶりが祟ったのか、お客さんに渡す商品を間違えるという初歩的なミスをするゴローさん!相手は銚子電鉄沿いの住人らしく今すぐ届けに戻ろうとするも「これから商工会の寄り合いがあるんですよ。」と電話口で言われてしまいます。
結局明日の午後一番で届けることになり、銚子泊を決めました。なるほど、こんな経緯があったんですね!
(どうせ泊まるなら海が見えるところがいいな。)と観光案内所でパンフレットを貰い民宿探し。その途中で飯岡灯台を見つけ、宿に入る前に行ってみることにします。
が、思ったより遠くなかなかつきません。そこでちょうど見えてきた喫茶店『ライトハウス』へ入ることに。
メニューを見て自家製ケーキに惹かれたゴローさん、レアチーズケーキとコーヒーを頼みました。
やってきた自家製の【レアチーズケーキ(ケーキセット)】はブルーベリーソースがかかったスタンダードなタイプ。なめらかでおいしそうです。
ゴロー心の声(あ、おいしい。港町、魚も新鮮、チーズもレア。港町でレアチーズケーキ。下戸の俺にはこんなのが、旅のほろ酔い気分だ。)
チーズケーキでほろ酔いゴローさんかわいい。でもなんとなくわかる気がする。特に海なし県育ちの私としては、海が見える喫茶店でティータイムというだけでテンションあがりそうだ…!!
喫茶店を出ると灯台から海を眺め(失敗したから、この景色に出会えた。)なんてしみじみ。ああいいなあ!ここ数年海を見てないので羨ましい。
そして暗くなった頃に民宿『岸壁荘』へ到着。
チェックインの際に女将が色々話すものの(ダメだ、眠い。一刻も早く横になりたい。)とゴローさん。そのまま最初の窓を開けるシーンへとつながりました!
次のシーンでゴローさんは宿をチェックアウト。海風が気持ちいい港を歩いていると、ある漁船が目に留まります。
そこにはベテラン漁師ことガッツ石松さんと、20~30代の新米漁師が居ました。どうやら新米漁師がミスしてしまったようで謝ると…
ベテラン「漁師にとって一番の失敗って何だと思う?それは失敗しないことだ。」
新米「失敗しないこと…」
ベテラン「失敗をすることによってわかることもある。失敗しなきゃ見えないこともある。それを知らずにずーっときちまうことほど、怖いことはねーんだよ。覚えとけ。」
ゴロー心の声(失敗しないことが一番の失敗。)
とてもいい先輩だなあ。お言葉がしみる…。そして何よりガッツ石松さんのベテラン漁師姿が似合うこと!味があってちょっとぶっきらぼうな感じ、いかにも居そう!!
ガッツさんの出演シーンって1分もないんだけど、すごくよかったです。
そんなドラマ『孤独のグルメ』をもし見てみたくなったら、全シーズン見ることができるAmazonプライムビデオがおすすめです。
30日間の無料体験からはじめられますので、気になった方は是非利用してみてくださいね↓
千葉県旭市『つちや食堂』サンマのなめろう・蛤の酒蒸しとおいしそう!
さてここからはドラマの本筋、食事シーンについての感想です。ネタバレも含みます。
味わい深いベテラン漁師ことガッツさん、最後にはこんなことを。
ベテラン「だからって失敗もほどほどにしとかんと、しまいには本気でぶん殴るぞ。」
ゴロー心の声(いいこと言うよなあ。それはともかく…腹が…減った…)
ガッツさんの引き締め発言後、唐突に(腹が…減った…)きたーー!!
そして今回の遠ざかり、一番最後はゴローさんが見えなくなるほど遠ざかって漁港の景色だった。遠すぎぃ!
店探しモードに入りひたすら歩くゴローさん。
ゴロー心の声(もちろん魚だ。体中が海の幸を求めている。海の、幸。海の、幸。海の、幸。あれは…まさしく…海の幸。)
そうして見つけたのが御食事処『つちや食堂』
「やきはま」ののぼりがはためき、店頭には貝の水槽があります。(これこれ。今の気分にどんのぴしゃ。ドンピシャだ。)とお店へ入っていきました!
魚系の他にもカレー・カツ丼・うどんなどのメニューがあります。さらにサーファー定食なるものも。豚の生姜焼きに目玉焼き2つと納豆がついてるらしい。名前通り体力使うサーファーにはいいエネルギー源となりそうですね。
しかしゴローさんはもちろん魚が目当て!刺身定食を頼むと、ホタテ・タコ・マグロ・サンマ・イカ・赤貝から2品選ぶよう言われます。そこでマグロとサンマを選択すると…
店員「サンマはなめろうにすることができますよ。」 ゴロー「なめろう?サンマの?アジじゃなくて?」
店員「はい、アジより甘いんですよおー。」 ゴロー「じゃあそれください。」
サンマのなめろうって珍しい!
さらに単品で赤貝、焼き蛤を注文。しようとしたら、なんと焼き蛤はやってない!のぼりに書いてあったのに(笑)「はまぐりは酒蒸しなんですよねー。」と言われそちらを頼みました。
刺身定食(サンマのなめろう)、赤貝の刺身
まずやってきた【刺身定食と赤貝】に対し(いい眺めだ。これぞ正しい、海の飯だ。)とご満悦なゴローさん。
店員「今日は寒いんで、冷奴じゃなくて目玉焼きにしときました。」
冷奴が目玉焼きになるってだいぶ振り幅大きいな…!!目玉焼きは半熟何それおいしいの?と言わんばかりの堅焼き具合。黄身がオレンジではなく真っ黄色だ。
ゴローさんはまずマグロからいただきます。見た目から新鮮そうな色をしていておいしそう!
ゴロー心の声(寿司もいいけど、白い飯にも抜群に合うのがマグロだ。)
そう言ってご飯と一緒にマグロを頬張るゴローさん。あー確かに白いご飯にも意外と合うんだよなあ。
続いて気になる【サンマのなめろう】へ!
ゴロー心の声(確かになめろうだ。でもサンマ。おお、甘い。本当に甘いぞ。)
へえ、店員さんの言う通り甘いのか!サンマ自体の甘さなのかな?想像できるような、できないような。ゴローさん曰く、ご飯に最強!とのこと。ああーめっちゃ食べたい!!
【赤貝の刺身】はコリッコリの歯ごたえですって!
それにキツめに塩味が効いてるとか。ゴローさんが(陸に上がったばっかりって感じ)と言ってたけど、例に漏れず新鮮なんでしょうね。これもそそるなあ。
ここで他のお客さんの料理が目に入るゴローさん。観光客っぽい人の食べてる魚の塩焼きがおいしそうに見えたり、漁師の食べてるサーファー定食やうどん等を見て(魚は食べ飽きてるのかな?)と思ったり。
この食堂は魚目当ての観光客も、魚以外が食べたい漁師やサーファーも、どちらも満足できるお店なんですね。素敵だ。
お吸い物、蛤の酒蒸し
次にいただくのは【お吸い物】玉子のかき玉スープです。
ゴローさんも言ってたけど、定食についてくるのが味噌汁じゃなくてかき玉スープって珍しい。
しかもこのかき玉スープには貝の肝らしきものが入ってます!(こいつがいい味だしてるんだろうが、何だろう?)と考えるゴローさん。
続いて目玉焼きに醤油をかけて食べ始めます。
ゴロー心の声(ずいぶんぶっきらぼうな目玉焼きだな。でもこんな目玉焼きが似合ってるんだ、俺には。)
「こんな目玉焼きが似合ってるんだ、俺には。」ってゴローさんらしい発言きたーー!!
それと「ぶっきらぼうな目玉焼き」って言い得て妙です。前述したように真っ黄色の堅焼き玉子。まるで流行りの半熟玉子に喧嘩でも売っているよう(笑)
ここでご飯のおかわりを頼むついでにスープの具について聞くと…
店員「玉子ですよ。」 ゴロー「いやこの肝みたいなの。」
店員「あら?そんなもん入ってました?」 ゴロー心の声(え?ええ?)
店員「なんでしょうねえ?よくわかんないです、私バイトなんで。すいませんねえ。」
このおばちゃん店員の対応笑うわ!ゴローさんも(大雑把もここまでくると逆に気持ちいいなあ。)なんて笑ってました。
最後にようやく【蛤の酒蒸し】が登場!一人前でもすごいボリューム!!
ゴロー心の声(色白でプリプリつるん。べっぴんだなあ。)
ゴロー心の声(おほほほほ。これはこれは、出るわ出るわ。うーん。しょっぱい。でもまさしく海のしょっぱさだ。俺は今、海そのものを食べている。)
そう言いながら殻から直接ジュルッと吸って食べるゴローさん。身が大きく、見た目からもプリプリ感が伝わってきます。うーん、これは絶対おいしい。
「俺は今、海そのものを食べている。」っていいっすねえ。私も海を味わいたいよおお!!
ゴロー心の声(マグロ、赤貝、サンマ。今俺の胃袋には大漁旗がはためいているぞ。このなめろうは、今日の大当たりだなあ。いいぞいいぞ、のってきたぞ。)
そう言いながら、おかわりしたご飯を消費するようにガンガン平らげていきます。今回も気持ちいい食べっぷり!!
最後に(この店、大正解だったなあ。)と店を出ると、仕事に戻っていくゴローさんでした。
一通り感想を書いてきましたが、文章では伝えきれない魅力が映像に詰まってますよ!
そんなドラマ『孤独のグルメ』を見たくなったら全シーズン見ることができるAmazonプライムビデオがおすすめです。
30日間の無料体験からはじめられますので、気になった方は是非利用してみてくださいね↓
ふらっとQUSUMIで久住さんが食べたほっき貝の天ぷらも気になる!
ドラマ『孤独のグルメ』といえば、原作者の久住昌之さんが実際のお店へ訪問するコーナー『ふらっとQUSUMI』も魅力の一つ。
今回は遠方のためかゲストは無し。群馬県が舞台だったSeason2の4話もそうでしたね。
久住さんは蛤の酒蒸し、アジフライ、さんまのなめろうを頼んでました。
蛤については焼き蛤ができるか聞いたら、答えはできる!と。でも「あっ出来るんですね、今日は(笑)」と言ったところで…
店員「はいできます。焼き蛤って言っても、酒蒸しになりますけどよろしいですか?」
久住「焼き蛤って言いながら酒蒸しなんですか!?(笑)」
結局酒蒸しなんかーい!!
外に掲げている「やきはま」の幟が謎すぎる!久住さんも酒蒸しを味わいつつ「でも焼き蛤食べてみたいですこれで(笑)」って言ってるし。でもわかるわ、あの幟で期待させられるもんね(笑)
全く魚臭くないというアジフライもおいしそうですし、「今まで食べたなめろうと全然違う。」というさんまのなめろうもやっぱり気になる!
しかもさんまのなめろうは11月末までの予定で、サンマの漁が終わり次第終了だとか。こりゃ期間中に行かないとだな…!!
ここでお店のお母さんが「ホッキの天ぷらです!めったに作りませんから!」とほっき貝の天ぷらをもってきます。裏メニューとのことで「※あんまりやってません!」のテロップ表示が(笑)
こちらはポン酢でいただきます。歯ごたえがあって甘みもあるそうですよ!またご飯に合いそうだー。
久住「この店に通ってるとデブになりそうだなぁ!(笑)」
という久住さんの発言に同意です。どの料理も魅力的でつい食べ過ぎちゃいそう!
九十九里に来るサーファーたちの憩いの場だという『つちや食堂』
営業時間もサーファーたちに合わせて8:00~15:00とのことで、時間に気をつけて訪れてみたいです。
おわりに
途中で書きましたが、海なし県育ちの私的には「海」というだけでテンションのあがる回でした(笑)
もちろん料理もおいしそうで、特にサンマのなめろうは食べてみたいですね!!
そんな私のようにすでに放送で見たよ!という方も、まだ見たことないよ!という方も、ドラマ『孤独のグルメ』を見るなら全シーズン見ることができるAmazonプライムビデオがおすすめです。
30日間の無料体験からはじめられますので、気になった方は是非利用してみてくださいね↓
コメント