Season7の放送も始まりますます盛り上がりを見せるドラマ『孤独のグルメ』
飯テロ・夜食テロと話題になるなどファンの多いこの番組ですが、私もその1人です。
私は以前の記事で書きましたがAmazonプライムの会員なので、全シーズン見ることが出来るんですよね。
そんなわけで今回はドラマ『孤独のグルメ』からSeason2の6話をもう一度振り返り、感想を書いていこうと思います。
以下ネタバレも含みますのでご注意ください。
カエルのケーキ屋さんでガトーフレーズ?仕事&飯前シーンの感想
京成小岩駅に着いたものの、約束の時間まであと1時間あるという主人公井之頭五郎(以下ゴローさん)。
ゴロー心の声(でもこういう時間、嫌いじゃない。ほーら、こういう店を見つけちゃった。今日はなんか、いい流れかもしれないぞ。)
ぶらぶら歩いて見つけたのは『ラトリエ・ドゥ・シュルク』というケーキ屋。
「カエルのケーキ屋さん」とも書かれているが、店頭にカエルのブロンズ像があることにちなんでこう呼ばれているらしい。外観からして可愛らしく、いかにも女性が好きそう。
案の定店内は子供から大人まで女性だらけ。そんな中ケーキ選びに悩むゴローさん、ガトーフレーズとコーヒーを頼みました。
【ガトーフレーズ】はすっきり生クリームで生地ふわふわなんだとか。上にはイチゴやブルーベリーなどベリー類がふんだんにのっていて美味しそう!
ゴロー心の声(フルーツも出し惜しみなしの大盤振る舞いだ。苦いコーヒーに合う。)
そう言いながら甘みと苦味のループを楽しむゴローさん。あああ間違いない組み合わせ!
次のシーンでゴローさんは商店街を歩いています。
そこには魚屋で井戸端会議するおばあちゃんたち、練り物屋でおでんを買う親子、など素敵な風景が!昔懐かしい感じでいいですね。こういう商店街がある街に住みたい。
そんな商店街の雰囲気のせいかのんびりしていたら、もうすぐ約束の時間!ゴローさんは急いで仕事先へ向かいます。
なんとか約束の時間に間に合い到着したのは写真スタジオ。写真屋主人の高東は、待合室へ置く撮影にも使えるタイプの椅子を探しているとのこと。
高東がゴローさんのパソコンで商品を見ている間、写真館の中を見て歩くゴローさん。さっき魚屋で井戸端会議していたおばあさん家族の写真が飾ってあるのに気づきます。
すると後ろからやってきて「お父さんの代から写真屋をやっている」と話し始める高東。
高東「小さかった子供がお母さんになって自分の子供の七五三の写真を撮りに来てくれる。下町の写真屋ではよくあることなんでしょうけど、それが一番写真屋冥利に尽きる瞬間なんですよね。家庭ってつながっていって歴史になる。そう思うんですよね。」
(確かにそうだ。)なんてしみじみしていたら、結婚しているか聞かれます。独身だと答えると…
高東「じゃあどうです?彼女?」 ゴロー「え?」
高東「誰の目にとまるかわからないからどうしても飾ってくれって頼まれまして。どうです?」
ゴロー「え?いえ私はまだ。」 高東「あ、はい…。かよちゃん、ダメみたい。」
かよちゃんという女性を演じる(写真だけど)のは兵藤有紀さん。ワハハ本舗所属のタレントで、彼女のブログは毎回「どうも、ブスです。」と始まってる(笑)
Season2の4話で出てきた父娘のようにいい話だなあ、だけで終わらず、今回はオチがつきました。
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江戸川区京成小岩『珍々』蒜泥白肉?泡菜魚?四川料理が辛うまそう!
さてここからはドラマの本筋、食事シーンについての感想です。ネタバレも含みます。
高東は再びパソコンで商品を見始め、ゴローさんはスタジオの真ん中に佇みます。
ゴロー心の声(誰かの人生の大切な一枚に関わる。なんかいいなあ。でも…腹が…減った…。)
(腹が…減った…)きたーー!!
しかも遠ざかったら最後にカシャッとカメラのシャッターがおりた!なぜかゴローさんは斜め45度に立ってポーズ決まってるし(笑)
写真屋を出ると外は真っ暗で雨も降ってます。夜のシーンって珍しいなあ。
ゴロー心の声(さあ、何を食おう?京成小岩、京成小岩飯。ああ、明かりに吸い寄せられていく。俺は虫か?)
ゴロー心の声(ほおー。四川料理じゃなくて四川家庭料理なのが、京成小岩っぽいような気もするぞ。四川小岩、行ってみよう。)
明かりに吸い寄せられたゴローさん、四川家庭料理『珍々』へ入りました。
腹が減りすぎてぼーっとしてしまい(ここは店のおすすめに身を任せよう。)ということに。豚肉のニンニクタレかけとライスを頼みます。
待っていると寿司屋にあるようなネタケースが目に留まり(まさか四川と寿司のコラボ?)なんて考えるゴローさん。そのケースの奥ではお店のお母さんが料理しています。
ゴロー心の声(手際がいいなあ。まるで、ネタケースが舞台みたいだ。なんだか一人芝居を見ているようだ。お母さん劇場。あ、いいとこで舞台袖に入っちゃった。でも良いサウンドだ。おお、いい匂いが追いかけてきた。)
確かにネタケースでいい感じに隠れて、まるで舞台のように見えます。そして「いい匂い」の正体は右隣の客が頼んだ麻婆豆腐でした。癖になる辛さと話していて、こちらもそそります。
今度はカウンター席の客が頼んだ水餃子を見て…
ゴロー心の声(水餃子か。見るからにもちもちした皮。口の中で想像がビンビンに膨らむ。たまらん。多摩蘭坂。ああ、待ちきれない。待つしかないが、待ちきれない。お母さん、まだ?こっちまだ?もしや…)
本当に待ちきれない様子でそわそわするゴローさんのもとに「スヮンニーバイルーです。」とお母さんが持ってきたーー!!
蒜泥白肉(豚肉のニンニクタレかけ)
「スヮン ニー バイ ロ」と読むらしい【蒜泥白肉(豚肉のニンニクタレかけ)】(私には最後ルーって聞こえた)
敷かれたキュウリの上に豚肉がどっさり。タレはニンニクベースに山椒たっぷりだそうで、もう見るからにおいしそう!
ゴロー心の声(おおー。ガツン。これはガツン。ガツン系。ちょいピリでにんにくガツン。四川のガツン。いいぞいいぞ。でも食えば食うほど腹が減ってくる。おおー、これは攻めてくるなあ。これはいい。)
何度も「ガツン」を繰り返すゴローさん。でもこれは見た目からしてもガツンは間違いない!実際食べたらガツンガツン言いたくもなりそうだ(笑)
ここで麻婆豆腐を頼もうとするも、右隣の客が頼んだ汁無し坦々麺と迷います。
(悩んだときは両方か。)と決めかけたところで、今度は左隣の男性常連客が「パオサイウィー」という魚料理を注文。ゴローさんは気になってメニューを見るも見つかりません。
ゴロー「すいません。あのそのパオサイウィーってのはなんですか?」
お母さん「パオサイっていうのは香辛料に漬け込んだ四川で言うところの漬け物のことで、ウィーは魚のことです。」
ゴロー心の声(つまり、漬け物の魚?)
常連客「お兄さん、この店初めて?だったら食べた方がいいね。おすすめだよ!」
そう言われてゴローさんもパオサイウィーを頼むことに!
泡菜魚(魚の四川漬物煮込み)、豆腐のニンニクタレかけ、じゃがとろ
外で一服してから店内に戻ると【泡菜魚(魚の四川漬物煮込み)】が到着!パオサイウィーって泡菜魚と書くんだな。
これ説明文からして「これぞ四川の本気の辛さ!ことにスープはデンジャラス!」と書いてあって辛そうなんだけど、見た目は思ったほど赤くもなく辛くなさそう?
しかしゴローさんが一口スープを飲むと一瞬咳き込みます。
ゴロー心の声(うわ、四川本気出してきた!うゔーん。こーれは辛い!すごい!真っ向勝負して汁をいってるとやられるぞ。うーん、魚にもパオサイがじんじん染み込んでる。でも辛いけどコクがある。爆発的辛うまだ!)
そう言うと水を飲み干し、水をおかわりするゴローさん。額には汗が滲み、本当に辛そうだ…!!
でも(辛うま辛うま、なぜか止まんないぞ辛うま。)と食べ進めます。あーわかる。辛うまなものって止まらないんだよねえ。「辛い!」って言いながら何故か食べちゃう。スンドゥブとか食べるとそんな感じかも。
ここで「ねえ!うまいでしょ?」と先ほどの男性常連客が話しかけてきました。
この店は「メニューにないメニューが定番」だと言います。すると一緒に居た女性常連客が…
常連(女)「そうだ、お母さん。この人のニンニクダレに、豆腐入れてあげてよ。」
常連(男)「いいねー!」 お母さん「はい!」
そうしてやってきたのが【豆腐のニンニクタレかけ】
ゴロー心の声(残りのニンニクだれに、ただ豆腐を入れただけのようだが。…なに?一体何したんだ?うますぎるじゃないか!ニンニクだれも豚肉から豆腐にのりかえただけで、別人のように輝いてる。<左隣の常連客を見て>あの人、この地を知り抜いてる。京成小岩の諸葛亮孔明。)
ああー確かにあのニンニクタレは豆腐にかけてもいけそう!!こんな風に二度おいしい食べ方が出来るお店っていいね。またそんな食べ方を教えてくれた京成小岩の諸葛孔明こと常連さん様様だ。
ゴローさんが再びパオサイウィーのスープを飲んで咳き込み(うひひー。油断した!やっぱり強烈だ。)と汗を拭っていたら、新たなお客さんが入ってきました。
そのお客さんが「あ、お母さん今日、じゃがとろある?」と聞いて頼むと、周りの客が「じゃ、俺も!」「私も!」「俺も!」と皆頼んでいきます。最後にゴローさんも「私も!」と頼みました。
しかも頼んでから「あのーじゃがとろってなんですか?」と聞くゴローさん(笑)でもこの流れだったら私も頼むわ!気になるもん。
おすすめにも定番にものっていないじゃがとろ、男性常連客に「食べたらわかるよ。」と言われます。
そんな気になる【じゃがとろ】がやってくると、マッシュポテトにそぼろ餡をかけたものでした。辛い料理が続いた中、このじゃがとろは見た目からも優しい味が想像できます!
ゴロー心の声(いやーうまいなあ。こういう四川料理もあるのか。みんな揃って同じじゃがとろ。なんだか大家族みたいだな。)
そう言うとカウンター席の客がご飯にじゃがとろをかけてるのを見て(ほお、やるな末っ子。)とゴローさんも真似します。
じゃがとろご飯、ほっとするおふくろの味だそうですよ。うんうん、見た目からもそんな感じが伝わる。あー食べてみたいなあ。
色々教えてくれた常連客が帰ったところで(そうだ、あれもやってみよう。)とご飯をおかわりするゴローさん。パオサイウィーのスープをご飯にかけます。
ゴロー心の声(ではでは、お茶漬け感覚でさーらさらっと。ほーお、はあー。ご飯と一緒でもまだまだ辛い。でもうまい。パオサイ茶漬けは辛茶漬け。)
お茶漬け感覚!ひー見てるだけでも辛そう…!でもおいしそう…!!私も辛うまを味わいたいです。
最後には汗をハンカチで拭いながら
ゴロー心の声(四川発京成小岩の家庭料理。恐るべし。おふくろの味は世界中にある。たまには家庭を感じてみるのもありなのかな。)
と店を出ていくゴローさんでした。
一通り感想を書いてきましたが、文章では伝えきれない魅力が映像に詰まってますよ!
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ふらっとQUSUMIではミュージシャンのかせきさいだぁさんがゲスト出演!
ドラマ『孤独のグルメ』といえば、原作者の久住昌之さんが実際のお店へ訪問するコーナー『ふらっとQUSUMI』も魅力の一つ。
いつものようにお店の外から始まり、今回の舞台『珍々』の読みについて「これ「ゼンゼン」は読めないよなぁ(笑)」と言う久住さん。うん、私もこの瞬間まで「ゼンゼン」とは読めなかったよ!
そこへやってきたのはミュージシャンのかせきさいだぁさん。孤独のグルメ原作の大ファンだそうです。
幅允孝さんや阿曽山大噴火さんもそうだったけど、Season2は孤独のグルメファンのゲストが来る流れだったっけ。
『珍々』は中国重慶出身のお母さんが家族で営んでいる四川家庭料理のお店。
そのお母さんが毎日メニューにないメニューを作ってくれるとのこと。ドラマでもその設定が再現されてましたね!
そんな今日の「裏メニュー」は五香牛肉(牛肉とアスパラの香辛料煮込み)という前菜。「※メニューに載っていません!」とご丁寧にテロップが(笑)
すごくスパイシーで後から辛さがくるそうですよ。うーん、おいしそうだ。
ここで「かせきさいだぁさんが原作の漫画で印象に残っているシーン」について話します。
かせき「店員さんがこう下の人に怒って(笑)それでゴローさんが怒るっていう。あれがやっぱり強烈でしたね。すごくグッとくるというか。人が食べるっていうことは、こういう気持ちで食べたいんだっていうのを書いてあって。これはそういう回だと。」
そう言いながら表示されているのは「伝説の「五郎のアームロック」!!」という字幕と原作漫画の絵。
これドラマでもSeason1の11話で近い場面がありましたね。確かに強烈なシーン!
続いて出てきたのはかせきさいだぁさんも大好物という麻婆豆腐。
久住「豆腐がめちゃくちゃおいしいです。辛いっていうんじゃなくて、やっぱり「痺れる」!」
ああー痺れる麻婆豆腐食べたい!!ゴローさんは結局頼まなかったけど、やっぱ四川料理といったら麻婆食べたいよなあ。
最後はゴローさんも食べていたじゃがとろ、ひとくち食べて久住さんが目を見開いていたので間違いなくおいしい!笑
「うまい!あれ?思ってたのと違う!!初めて食べたこんなの!!」と言っていて、ますます気になってしまいました。
おわりに
今回はまたパンチある料理の数々でした。
特に辛うまパオサイウィーが気になる!!是非一度食べてみたいです。
そんな私のようにすでに放送で見たよ!という方も、まだ見たことないよ!という方も、ドラマ『孤独のグルメ』を見るなら全シーズン見ることができるAmazonプライムビデオがおすすめです。
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それと余談ですが、ふらっとQUSUMIのゲストかせきさいだぁさんは一度ライブを見たことがあるんで懐かしくなりました。
このMVが好き!曲もいいが平岩紙ちゃんかわいい!コメント欄も紙ちゃんのことばかりだ(笑)
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