Season7の放送も始まりますます盛り上がりを見せるドラマ『孤独のグルメ』
飯テロ・夜食テロと話題になるなどファンの多いこの番組ですが、私もその1人です。
私は以前の記事で書きましたがAmazonプライムの会員なので、全シーズン見ることが出来るんですよね。
そんなわけで今回はドラマ『孤独のグルメ』からSeason2の3話をもう一度振り返り、感想を書いていこうと思います。
以下ネタバレも含みますのでご注意ください。
チョコバナナクリームタルトと紅茶でティータイム!仕事&飯前シーンの感想
今回は主人公井之頭五郎(以下ゴローさん)も初めて降りるという西武新宿線沼袋駅からスタート。
いい感じの路地をぶらりとした後、駅前の喫茶店で商談するゴローさん。
相手は再来月フランス料理店を開くようで、ゴローさんに家具などを依頼している模様。いつも癖のある人が多い印象のドラマですが、この取引相手は感じが良くて普通でした(笑)
そのおかげか商談が思ったよりスムーズにいき、次の仕事まで少し時間が空いたゴローさん。そのまま喫茶店に残って【チョコバナナクリームタルト】と【紅茶】を頼みます。
運ばれてきたタルトのお皿はチョコソースの黒とベリー?ソースの赤できれいに飾られています。洒落てる!
チョコパウダーのちょい苦がよく、紅茶が合う、とゴローさん評。ああおいしそう…!
ゴロー心の声(生クリームとチョコとバナナ。誰が考えたんだろう?このナイスな組み合わせ。お菓子の家を見つけたのはヘンゼルとグレーテルだっけ?一人ヘンゼルグレーテル気分。)
確かに「生クリームとチョコとバナナ」は間違いない組み合わせだ!この3つを合わせただけでもおいしいもんなあ。本当に誰が考えたんですかね?
そんなヘンゼルグレーテル気分を堪能したゴローさん(さっきみたいにスムーズにいくといいんだけどな。)と思いながら次の仕事先へ。
個人の洋服店へ入っていくと、真田香織こと中山エミリさんが出迎えます。
洋服は彼女の母の商売だが、お店のコーナーでヨーロッパのアンティークの家具をやってみようと思ってるとのこと。
すると奥から真田良子(母)こと大島蓉子さんが出てきて、心配そうに娘の余計な話をします。子供の頃から飽きっぽいとか、旦那にも飽きて帰ってきちゃったとか。
居る居るこういうお母さん!これにはゴローさんも苦笑い。
最後ゴローさんが店を出るときにはこんなことまで…
良子(母)「じゃあ井之頭さん、至らない娘ですがどうぞよろしくお願いします。」
香織(娘)「ちょっと、私井之頭さんとこにお嫁に行くわけじゃないんだから。」
ゴロー心の声(おいおい)
なんだこのコント!笑
(この話、なかったことになりそうな気がする。)と思いながら帰っていくゴローさんでした。
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中野区沼袋『平和苑』わさびカルビをはじめお肉の破壊力がやばい!
さてここからはドラマの本筋、食事シーンについての感想です。ネタバレも含みます。
母娘の洋服屋を出て歩き出すゴローさん。
ゴロー心の声(やっぱり新規の客は気を遣うなあ。そのせいか無性に…腹が…減った…。)
ゴローさんが遠ざかる映像きたーー!!
しかも今回は小学校低学年くらいの男の子と母親が見ていて、男の子「あのおじちゃん動かなくなったよ?」→(よし、店を、探そう)でゴローさん歩きだす→男の子「動いた…」なんて実況してて笑った。確かに現実であの光景見たとしたら不思議、というか奇妙だよなあ(笑)
(今日はスタミナ系を入れたいなあ。)と思いながら店を探すもしっくりこず、住宅街に迷い込んでしまったゴローさん。
ゴロー心の声(あれは…焼肉。こんな住宅街のど真ん中に。まるで砂漠の中のオアシスじゃないか。それに…飢る噛む!スタミナ一番。これだ、まさに俺が食いたかったのは。即決!)
「飢る噛む!スタミナ一番」って看板に書いてあるんだけど、ものすごいインパクト!「飢る噛む」でウェルカムと読ませるとは考えたなあ。
そんな言葉に惹かれてか、ゴローさんは焼肉『平和苑』へ入ります。
(焼肉は順序だ。頼む段取りで勝敗が決まる。)と考えながら店員さんを呼び、三角・丸というメニューについて聞きます。
三角は肩バラ、丸は太ももあたりのお肉だそうで、丸と三角2つとも注文。わさびカルビ、ライスの中、ウーロン茶も頼みました。
ゴロー心の声(丸、三角かあ。こうなると四角といきたいが、あるわけないよなあ。<メニューを見る>あ、あった。しかも超四角って。)
この一連のシーンを見てて、ドラマと関係ないけど『まる・さんかく・しかく』という曲を思い出しました。
ひらけ!ポンキッキの歌とは初めて知った。私は上のバージョンじゃなく、中村一義さんがカバーしてる方で知っていたので。(本当はそっちを貼りたかったけどなかった。)
早速きたウーロン茶を飲んでいると、マスターこと鈴木正幸さんが七輪を持ってきます。鈴木正幸さんって名前じゃピンとこないけど、金八先生で巡査役だった人だ!顔見たらすぐわかる。
このマスター I♡2Q と書かれた平和苑オリジナルTシャツを着てる。なかなかキャラが濃そう。
「肉ができるまでこれでお腹いっぱいにしといてください。」とボールに入った大量のキャベツを置いていくマスター。キャベツでお腹いっぱいにしたら肉が食えなくなるがな!笑
ゴローさんも同じようなことを思いつつ、味噌?をつけてキャベツをシャクシャク食べてました。これ地味に止まらないやつだ。
わさびカルビ、三角、丸
キャベツを食べていると【わさびカルビ】がきました。
店員さんから焼き方を教わるのですが、少し色がついたらひっくり返しわさびをのせて食べるのだそう。1枚だけ店員さんが焼いていたけど、ほんっとーにうっすらピンクになる程度の色でした。
あとわさびに関しては、本わさびを自分ですりおろす本格スタイル!辛くないので多めにのせても大丈夫なんだとか。確かに本わさびはツンとこないって聞いたことある。食べてみたいなあ。
ゴロー心の声(なんじゃこりゃ?肉なのにお刺身…。えええ?)
ゴロー心の声(アッと驚く為五郎。七輪で焼く刺身。焼き刺身。)
ゴロー心の声(わさびたっぷりなのに鼻にこない。すっげえうまい。)
「七輪で焼く刺身」って上手い表現というか、気になる表現!めっちゃ食べてみたくなる!!
あとやっぱり本わさびは鼻にこないんですねえ。「すっげえうまい。」という言い方からもおいしさが伝わってきます。
ご飯食べるのを忘れるほど、わさびカルビに夢中になっていたゴローさんでした。
次にきたのは【三角】こちらもすこーし焼くだけで、レモンを搾って食べます。
ゴロー心の声(すこーし。こんな真剣に肉を見つめる焼肉は初めてだ。)
確かに意外と?肉を見つめることはないかも。焼肉中は焼いたり食べたりで忙しいし。でも「すこーし」なんて言われると、自然に肉を見つめる形となりそうですね。
こちらもうっすらピンクの肉をいただきます。塩がじゅわーーっとしていくらでも飯が入る、とのゴローさん評。はあ、おいしそう!こんなのまずいわけがないんだ。
(おっとっとっと。少しだけ焼くって、全然休んでる暇がないな。)とゴローさんはどんどん肉を食べていきました。今回もいい食べっぷり!
続いて【丸】がやってきます。これもレモンを搾って食べますが、こちらはじっくり焼き。
ということで一気に網へ乗せて(今度はじっくり焼きだから、少しゆっくりできるな。)と一息つきます。
ここで隣の客がホルモンを焼いている様子が映るんですけど、これまたおいしそう。ゴローさんもそんな隣の様子を眺めていたら、自分の肉がいい焼き具合に。
ハフハフしながら食べていてめっちゃ熱そう!でもおいしそう!しっかりした筋肉の味だそうですよ。
丸も三角もやわらかいというより、噛みごたえがあってしっかりお肉!という感じなのかな?うーん、実際に食べて確かめたい。
オススメカルビ、卵かけご飯セット
そういえばタレをいってないと気づいたゴローさんは、オススメカルビを注文します。
チャンジャやナムルも気になりつつ(いや、今日はとことんシンプルに、米と肉でいこう。楽しみだなあ、タレ。)とシャツの袖をまくり臨戦態勢に!
【オススメカルビ】がくると「あ、焼きましょうか?」とマスターが焼き始めます。
マスター「カルビはね、一枚一枚焼いてちゃダメなんですよ。すぐ肉が固くなっちまうすからね。こうやって蒸すように焼くんです。」
そう言って肉を焼き、最後にタレをじゃーっとかけるマスター。それを見て炭が消えたんじゃないかと心配するゴローさんでしたが、一口食べて…
ゴロー心の声(ん?こーれは、うまい…。今までに食ってきた数多のカルビとは、別物だ。)
「こーれは」の部分が文字で表すの難しいんだけど、本当に驚いた言い方でした。この部分を聞いただけでもおいしさが伝わる…!!これは実際のゴローさんの声を聞いてみてほしいです。
そんなカルビをいただきながら中ライスのおかわりを頼むと、マスターが「ん?卵かけご飯にします?」と聞いてきます。ゴローさんはその提案にのって卵かけご飯を注文。
【卵かけご飯セット】がくるとマスターはご飯に醤油をかけ、卵も割ってくれます。
ゴロー「ああ、おいしいです。」
マスター「やっぱりね。卵でも醤油でも肉でも、本物を食べないといけないんですよ。私いつも言ってるんですけどね、特に若い時に本物を食べないと、味覚がね。どうぞ、ごゆっくり。」
ゴロー心の声(死んだばーちゃんも、そんなことを言っていた。)
マスターはこだわりが強いんですね。でも「若い時に本物を食べないと、味覚がね。」というのはそうかもしれません。
そういえばSeason1の11話に続いて、またゴローさんのばーちゃん話が出てきましたね。ゴローさんはおばあちゃんっ子だったのだろうか。
卵かけご飯の味ですが、塩納豆が良い働きをしているそう。私はそもそも塩納豆自体食べたことないんだけど、どんな味なんだろう…?!なんとなく想像する限りはさっぱりおいしそうなイメージだけど。これも食べてみなきゃなあ。
ゴロー心の声(ニンニクの匂いと肉の煙に巻かれて食ってこそ焼肉。明日のことなんか気にしてる場合じゃない!)
ゴロー心の声(焼肉の〆に卵かけご飯って全く発想がなかった。鶏につないで逃げ切って勝利、という方程式。うまかったー。)
「明日のことなんか気にしてる場合じゃない!」って潔い!でも本当に焼肉を楽しむなら明日のことなど気にしてる場合じゃないよね。ゴローさんの言う通りだ。
それと「焼肉の〆に卵かけご飯」という発想は私もなかったや。これは是非試してみたいなあ。
一通り感想を書いてきましたが、文章では伝えきれない魅力が映像に詰まってますよ!
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ふらっとQUSUMIではゲストの幅允孝さんが熱く語る!
ドラマ『孤独のグルメ』といえば、原作者の久住昌之さんが実際のお店へ訪問するコーナー『ふらっとQUSUMI』も魅力の一つ。
今回は昔から久住さん&『孤独のグルメ』の大ファンというブックディレクター幅允孝さんがゲスト。
まず久住さんたちもわさびカルビを頼んで、お店の方に焼いてもらいます。
わさびカルビの焼き加減はつやが出るくらいで大丈夫、といって焼いたお肉は本当にまだ赤い!
久住「うまい!あんなにわさびをやったのにそんなに…」
幅「辛さが溶けてます。ちょっといい風吹いてくる感じですよね。」
そう言う久住さんは目を見開いてました。本当においしいんだなあ。
そして「幅さんにとっての孤独のグルメとは…?」という話題に。
幅さんがびっくりしたのは、殆どゴローさんの独白であり、ハードボイルドな男子にも関わらず、食べる順番とご飯とおかずのバランスとかそういうものもすごい気にすること。でもそれを彼が語らずに、箸の行く末とか表情とかで見せてくれる。その余白の大きさがあるので孤独のグルメは大好き、なんだとか。
それを聞いた久住さん「余白っていうのはすごく嬉しいですね!」と言ってました。
ああー、確かに余白が重要な作品かもしれない。そう考えると私の好み(=孤独のグルメに限らず、音楽や芸術作品でも全て語らず余白を残したものが好き)ともしっかり合致しているんだよなあ。
また幅さんは実写化するとき不安だったそうですが、漫画の語らない余韻がドラマでも見事に活きていて、松重さんがちゃんと五郎に!と思ったらしい。
ここで肉を愛し続けて40数年!という平和苑・ご主人の中川安雄さんが登場。
ドラマのマスターも着てた I♡2Q のTシャツを着てる!実際のご主人が作ったものなのか!笑
そんなマスターのイチオシ上ミノをいただきます。全部いっぺんに焼くことでその独特な食感が味わえるという上ミノは、今まで見たことないミノだと久住さん評。
久住「香ばしい肉の香りしかしない!」
幅「サクサクッといきますよね!」
久住「そうサクサクしてる!」
ミノがサクサクしている…?!ちょっと想像つかない。ああーこれも食べてみたいいい。
さらに最後はゴローさんも気になっていた超四角カルビが登場。これも柔らかくて絶品ですってよ!
ちなみにこちらは事前に予約が必要だそう。
久住「これやばいんじゃないの?ここのお店。本当においしいよ!」
と久住さんも語るほど、魅力的なお店でした。
おわりに
Season1の8話以来の焼肉回でしたが、やっぱり焼肉の威力は抜群だ!(2度目)
もうね、間違いないよね。まずいわけがないもの。今回も焼肉欲が高まりました。焼肉食べたい!!
そんな私のようにすでに放送で見たよ!という方も、まだ見たことないよ!という方も、ドラマ『孤独のグルメ』を見るなら全シーズン見ることができるAmazonプライムビデオがおすすめです。
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