Season7の放送も始まりますます盛り上がりを見せるドラマ『孤独のグルメ』
飯テロ・夜食テロと話題になるなどファンの多いこの番組ですが、私もその1人です。
私は以前の記事で書きましたがAmazonプライムの会員なので、全シーズン見ることが出来るんですよね。
そんなわけで今回はドラマ『孤独のグルメ』からSeason1の11話をもう一度振り返り、感想を書いていこうと思います。
以下ネタバレも含みますのでご注意ください。
かりんとう饅頭がカリッといい音!仕事&飯前シーンの感想
今回はJR日暮里駅からスタート。
根津に店を出して3年の女性に会いに行くという主人公井之頭五郎(以下ゴローさん)。
そういえば根津って日暮里から近いんでしたっけ。よくテレビで見かけるけれど、行ったことないなあ根津。
(ここに来るたびにウキウキしてしまう)という谷中銀座商店街を歩いていると、【かりんとう饅頭】にそそられ店内へ。
早速1つ買って食べるゴローさん。噛んだときのカリッ!ザクッ!という音がよく聞こえてきて、音だけでもおいしそう!しかも店内でお茶も飲めるというのが嬉しい。
ゴローさんも(うまい!)と満足したようで、お土産に20個購入します。
次のシーンでは目的の女性、織物屋・マキこと小沢真珠さんの店へ。
中に入るとキュウタという犬が出迎えてくれます。
ゴロー「おお、キュウター!元気だったか?」
とめっちゃいい笑顔でキュウタと戯れるゴローさん。犬好きだったとはちょっと意外!
お店は織物教室に加えフランス雑貨も置いてあるようで、ゴローさんは商品をチェックし(マキちゃん腕を上げたなあ)なんて嬉しそうに語ります。
どうやらお店を出す時にゴローさんがアドバイスしたらしい。
根津はどう?と聞くと、「距離感が絶妙で心地よくて…」とマキちゃんは楽しそうに語ります。そんな様子にゴローさんも(よかった、マキちゃんこの街があっているようだ。)と安堵。
自分がアドバイスしただけに喜びもひとしおなんでしょうね。
最後にゴローさんは「これ織物教室の生徒さんたちと食べて」とかりんとう饅頭を渡して店を後にします。終始和やかで素敵なシーンでした。
そんなほっこり和やかなシーンも楽しめるドラマ『孤独のグルメ』
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文京区根津『すみれ』鯖のサンドイッチ?特辛カレーライスを巡って喧嘩?!
さてここからはドラマの本筋、食事シーンについての感想です。ネタバレも含みます。
マキちゃんの店を出て歩き出すゴローさん。
ゴロー心の声(さて、どうしよう。あのサンドイッチ、うまそうだったなあ。なんだか、腹が減ってきた。)
ゴローさんが遠ざかる映像きたーー!!
ちなみに「あのサンドイッチ」というのは、お店を訪ねたときちょうど食事中だったマキちゃんが食べていたサンドイッチのこと。確かにおいしそうだったし、人の食べてるものがおいしそうに見える法則ある!
いつものように(店を探そう。)と一歩踏み出すも、ここでBGMが止まります。
ゴロー心の声(いかん、お茶やコーヒー飲みすぎたか。みっともないがマキちゃんとこでトイレ借りよう。)
どうやらかりんとう饅頭を食べたときのお茶や、マキちゃんのところで出されたコーヒーがきいたみたい。
生理現象を笑っちゃいかんけど、ゴローさんの歩き方がもよおしたときのソレでちょっと面白い。
そんなわけでマキちゃんの店に戻るも、出かけてしまったようで開いてません。
(参ったなあ)というゴローさん、季節料理『すみれ』という店の前にきます。
ゴロー心の声(ここはやってるみたいだが…うーん、いや、ここで借りよう。)
悩むもののよほど尿意がやばかったのか入店。申し訳なさそうにトイレを借ります。
すっきりして店を出ようとするゴローさんに「飲んでったら?」と引き止める先客。「飲めないんで」と言うものの
ゴロー心の声(でもそうだよなあ。このまま出てくのも…。)
と悩むゴローさん。すみれ・若女将こと美保純さんに「無理なさらなくても大丈夫ですよ。」と言われるものの(確かに腹も減ってるし…)と鳥の煮込みを注文することに。
なんだか不可抗力っぽい感じでお店が決まった―!こういうパターンもあるんですね。
若女将に「無理なさってません?」と心配されるも「あ、いえ、決して」とカウンターに座ります。美保純さんの柔らかい笑顔と相まって優しさがしみる。
待っている間ゴローさんはこんなことを言ってました。
ゴロー心の声(根津の飲み屋には初めて入ったな。こんな店を、ざっかけない店って言うんだろうな。)
ざっかけない?ってなんだ?と引っかかり調べてみたら、「粗野である、丁寧でない、ざっくばらんである」といった意味の東京方言らしい。江戸弁ってやつか。
前回見たときは流しちゃったのかな?今回初めて知りました。
鳥の煮込み
早速出てきた【鳥の煮込み】見た目はモツ煮込みのようで、上に刻みネギがのってます。
「鳥皮の旨味がギュッと詰った煮込み」と説明文だけでもおいしそう!!
体が温まりそうとゴローさんも言ってたので、冬の寒い日に食べたいですねえ。
ゴロー心の声(うまかった……全然物足りないほどだ。)
そう言うゴローさん、おかわりを頼みます。すると「何か食べたいものありますか?作りますから何でも。」と若女将。
ゴロー「サンドイッチとか。」 若女将「え?」
ゴロー「あーすいません。無茶振りでした。さっき知り合いがサンドイッチ食べててすごくおいしそうだったんで。大丈夫です。」
若女将「いいんですよ。ありますよね、そういうこと。サンドイッチね。」
ゴロー「え?」 ゴロー心の声(できるのか。)
どうやら裏メニューで出来るらしい。常連さんの食べたいものに合わせて色々作るようになったんだとか。すごいなこの店…!!
そんなお店のことを(なんだか楽しそうだな。)というゴローさんに同意です。
鯖のサンドイッチ
ゴロー心の声(本当に出てきた。サンドイッチ…。)
若女将「鯖しかなかったんで、すいませんね。」
と出てきたのはなんと【鯖のサンドイッチ】!!フライパンで焼いたパンに塩サバを挟んだものらしい。
サバ?!と一瞬思うけど、トルコにサバサンドってあるよなーと思い出して納得。おいしいはず!!ゴローさんも…
ゴロー心の声(鯖サンド…大丈夫なのか?…大丈夫だよ。いや、大大大丈夫だ!一瞬生臭そうに思ったが全然いいじゃないか。)
と一口食べたら疑念は晴れ、気に入ったようです!
マヨネーズのようなものが塗ってあるのと、スライスした玉ねぎと香草?が入っているところがポイントじゃないでしょうか。それらによって鯖の生臭さが中和されいい感じにまとまりそう。
ゴロー心の声(うんうん、これはいい。なんだか胃袋に、新しい歴史が刻まれたようだ。鯖サンド革命!こんなに日本茶が合うサンドイッチ、初めてだ。)
鯖サンド革命きたーー!!そして確かにこれは日本茶に合うかも!
私はサンドイッチを食べるときは専らコーヒーを飲んでいるんだけど、鯖サンドに日本茶はやってみたい!!
サンドイッチを食べ終わりまったりするゴローさん、何故落ち着くのか考えていると…
ゴロー心の声(初めて入ったのに帰ってきたって感じがする。食べたいものを言ったらすぐに出してくれる。ばーちゃんちみたいだな。なんだか、ばーちゃんのライスカレーが食べたくなってきた。)
というわけでカレーライスを注文!普通に対応できちゃうお店もすごい!笑
特辛カレーライス
5種類の香辛料を使用しているという【特辛カレーライス】
名前に違わず(ちゃんと辛い。ちゃんとうまい。)とゴローさん評。
ジャガイモはゴロゴロタイプだそう。ああー具材がゴロゴロしたカレー好きだ!おいしそう!!
そんなカレーをしみじみ味わっていると、酔っ払い客ことモト冬樹さんがお店に入ってきます。
酔っ払い「ハッ!シケた店だぜ!」
若女将「あの中にお入りになって、戸を閉めていただけませんか?」
酔っ払い「あ?何偉そうに客に指図してんだ?」
うわーー面倒くさい酔っ払い客きたーー。
揉めているところに酔っ払い客の連れが入ってきて「ほんとすみません」と連れ帰ろうとすると、ゴローさんが食べているカレーに気づいたモト冬樹さん(酔っ払い客)
酔っ払い「あっ?カレー?こんな店でカレー。おいおい、シケた客がおい、しみったれたカレー食ってんぞ!ハッハッハッ!」
それを聞いたゴローさんは我慢できなくなったのか、スプーンを置いて口を開きます。
ゴロー「私のことはいいですよ。でも酔っ払ってこの店とこういうカレーを悪く言うのは止めてください。」
ひゅー!かっこいい!!しかし店のことだけでなく「こういうカレー」とカレーに言及するところがゴローさんらしい(笑)
「なんか文句あんのか?コノヤロー!」と割り箸ケースを倒す酔っ払い客に、「表に出ましょう。」とゴローさん。これはただならぬ雰囲気に…!!
表へ出て「何だその顔は?」とゴローさんに殴りかかるも、腕を捻られやられる酔っ払い客。これが噂(?)のアームロックか…!!
酔っ払いはそのまま逃げ帰っていきます。ゴローさん強い!!
ゴロー心の声(ああ、やってしまった。いかんなあ。さ、残りを食べなきゃ。)
そう言って店へ戻ると、喧嘩中に来た市川千恵子さん演じる女将と美保純さん(若女将)が「大丈夫ですか?お客さん。」と迎えてくれました。
若女将の気遣いでカレーを温め直してもらい、再び食べ始めるゴローさん。
ゴロー心の声(うまい。カレーの匂いと辛さが嫌な気分を一発で消し去ってくれる。気のせいかもしれないが、このルーのドロリ感とか、死んだばーちゃんちのライスカレーに似ている。)
「カレーの匂いと辛さが嫌な気分を一発で消し去ってくれる。」ってわかるなあ。気分がスッキリするというか、リセットされる感じ!
女将に「おいしそうに召し上がるわねえ。」と言われるほど、今回もいい食べっぷりでした!
さらに独り身かと聞かれ「ええ」と答えると、カレー詰めといたから明日温めて食べてと渡されます。若女将といい女将といい、どこまでも優しいなあ。
店を出て最後に(しかしあれはやりすぎだった。いかんなあ。いかんいかん。)と再び思いながら帰っていくゴローさんでした。
一通り感想を書いてきましたが、文章では伝えきれない魅力が映像に詰まってますよ!
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ふらっとQUSUMIではワハハ本舗の佐藤正宏さんが登場!
ドラマ『孤独のグルメ』といえば、原作者の久住昌之さんが実際のお店へ訪問するコーナー『ふらっとQUSUMI』も魅力の一つ。
今回の舞台『すみれ』はワハハ本舗佐藤正広さん紹介のお店ということで、コーナー史上初のゲストとして佐藤さんも出演されています!
佐藤さんと久住さんはともに1958年生まれの同級生という小ネタも。
映像ではいくつか小鉢も映っていましたが、取り上げられたのはゴローさんも頼んでいたカレーライス。
久住「辛さはね、すごく家庭的な辛さだね。スパイシーとかそういうの「うるせぇ」って感じだね!」
と言う久住さんに「そうそうそう。」と頷く佐藤さん。
ゴローさんが頼んだときの説明では「特辛」とついていたけど、こちらではただ【カレーライス】と表記されていたので、辛さが違うのかな?
「野菜がゴロッとしてるのがポイントですか?」と久住さんに聞かれると
若女将「前にお客さんに「ゴロゴロしたカレーが食べたい」って言われて…で、その形になりました!」
と語る若女将。孤独のグルメって基本的には実際のお店に忠実な設定だけど、今回もそうなんですね。
お客さんの要望がメニューになってる!あと母娘でやっていて女将・若女将と居るのもそのままだ!
そんなお店『すみれ』はこのドラマの前『吉田類の酒場放浪記』にも出てきたそうで、そちらでも有名なよう。吉田類さんの番組も人気ですもんねえ。
ということで常に混んでいそうですが、この雰囲気は是非一度味わってみたい!と思いました。根津へ行ったら寄ってみよう。
おわりに
喧嘩する回があるのは鮮明に覚えていたものの、モト冬樹さんが登場するまでこの回だったとはすっかり忘れていました。
喧嘩でアームロックを決める場面は原作でも出てきますし、これもまた孤独のグルメらしいシーンの1つですね。まあ原作ではもっと激しく投げ技を決めているようですが(笑)
そんな私のようにすでに放送で見たよ!という方も、まだ見たことないよ!という方も、ドラマ『孤独のグルメ』を見るなら全シーズン見ることができるAmazonプライムビデオがおすすめです。
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